MGDSSTの未同化
2017年11月末から12月後半にかけて、MGDSSTが同化データとして使用されてないことが判明しました。影響は限定的でありますが、ご利用の際はご注意ください。日本の河川の河口付近における夏季の低温バイアス
日本のいくつかの河口域周辺で夏季に低温バイアスが生じることが確認されています。バイアスはごく沿岸域に限定されていますが、北海道南西部での観測との比較では、観測に比べて最大で5℃ほど低くなることが確認されています。他の河川の河口域においても同様のバイアスが生じている可能性があります。長江河口付近における夏季の異常低温
長江河口付近でも夏季に低温となる現象が確認されています。これも河口域の局所的なものですが、ご利用の際はご注意ください。海氷同化の不具合
海氷同化において、海氷密接度の負の修正が適切に働いていなかったことが判明しました。その結果、海氷分布が過大に見積もられています。この問題を修正した後、1年間のテスト実験を行い、オホーツク海の海氷面積への影響を評価しました。この不具合の影響は、12月から2月の海氷発達期と海氷最盛期には小さい(海氷面積で5%以下)ものの、3月以降の海氷後退期には大きくなり、4月に最大で15%ほどの差に達しました。海氷分布にはこのようなバイアスが存在するものの、年々変動や長期的な傾向は概ね再現されていることが確認されています。