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プレスリリース

2022年 6月 15日
千葉工業大学
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水質変成鉱物 方解石(炭酸カルシウム結晶)の新しい衝撃指標を確立

千葉工業大学 惑星探査研究センターの黒澤耕介上席研究員を中心とする研究チーム(千葉工業大学、岡山理科大学、大阪大学、海洋研究開発機構、東京大学、東京工業大学、高知大学、広島大学)は先行研究の弱点を克服し、効率のよいデータ蓄積を可能にする新しい実験手法を開発しました。イタリア カッラーラ産の良質な大理石(方解石のかたまり)を用いて衝撃実験を実施し、回収試料を偏光顕微鏡、X線マイクロCT、 微小部X線回折法を用いて詳細に観察しました。大理石が経験した衝撃圧力は衝突実験と同条件で数値衝突計算を実施し推定しました。その結果、3万気圧を超える衝撃圧力が加わった場合に方解石粒子の大部分が「波状消光」と呼ばれる不均質な光学的特徴を示すことを確かめました。

更に研究チームは典型的な隕石母天体の衝突破壊を想定した数値衝突計算結果を解析しました。この計算では直径100 kmの母天体に直径20 kmの天体が秒速5 kmで衝突させ3万気圧を超える衝撃圧力が加わる領域の広さを調べました。波状消光を示すような粒子が発生する領域は、衝突点からおよそ30 km程度の領域に限られることがわかりました。

詳細は千葉工業大学のサイトをご覧ください。

国立研究開発法人海洋研究開発機構
海洋科学技術戦略部 報道室
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