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インド・パンジャーブ地方の稲わら焼きが起因、高レベルのPM2.5がデリー首都圏へ 〜高密度観測ネットワークで輸送過程を解明〜

2023.10.02
総合地球環境学研究所
名古屋大学
長崎大学
海洋研究開発機構
気象庁気象研究所
神戸大学
東北大学
奈良女子大学
東京大学大気海洋研究所

総合地球環境学研究所(地球研)を中心とした国内外の大学等の国際的な研究者チームが、29台の安価で正確な小型センサで構築した高密度観測ネットワークにより、インド北西部の大気汚染状況を初めて定量化しました。その結果、発生源を含むネットワーク観測が、農業残渣燃焼が地域や複数州にまたがるスケールの大気汚染に及ぼす影響の理解に有益であることを示しました。

写真1:パンジャーブ地方の稲わら焼きの例(2018年11月4日撮影、林田佐智子)

写真2:PM2.5の高濃度時におけるデリー首都圏での視界不良の様子(2023年1月14日撮影、プラビル・K・パトラ)

詳細は 地球研のサイト をご覧ください。

国立研究開発法人海洋研究開発機構
海洋科学技術戦略部 報道室