2024年10月4日、科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STS forum)第21回年次総会(10月6日(日)~10月8日(火)・京都において開催)のうち、「海洋のデジタルツイン」をテーマとするセッションの登壇者が横須賀本部を訪問しました。STS forumでの議論を前に、各国の研究機関等における海洋のデジタルツインの開発とその課題等について紹介するとともに、JAMSTECの役職員と意見交換を行いました。「海洋のデジタルツイン」は、海洋を高精度にコンピュータ上に再現するもので、海洋の現状把握や将来予測、また、海洋に関する様々な施策の効果の評価を行うためのツールとして、世界の様々な地域、国、機関で研究開発についての議論が行われています。今回の得られた知見やネットワークは、今後JAMSTECの「海洋のデジタルツイン」開発に役立つものであり、「海洋のデジタルツイン」構築に向け、関係各機関等と連携しつつ、開発を進めてまいります。
この訪問では、停泊中の東北海洋生態系調査研究船「新青丸」や展示施設の視察も行いました。