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深海巡航探査機「うらしま8000」が深度8,000mへ到達

2025.07.30

深海巡航探査機「うらしま8000」は、7月21日(月)に、伊豆・小笠原海溝において、国内で開発した航行型の自律型無人探査機(AUV:Autonomous Underwater Vehicle)として最深となる深度8015.8mに到達しました。この潜航時には、海底地形及び海底下構造データの取得にも成功し、調査船からは観測できなかった海底谷の細かな地形も把握できました。

さらに、拓洋第3海山では急斜面での観測航行、日本海溝では東北地方太平洋沖地震の震源域近傍において25時間34分におよぶ長時間観測航行にも成功しました。

深度8015.8mへ到達後に揚収された「うらしま8000」

伊豆・小笠原海溝の深度約8,000mから取得した地形データ(速報値)
青線は、「うらしま8000」の航跡を示す。

▶ 深海巡航探査機「うらしま8000」について