JAMSTEC KOCHI / DIGITAL ARCHIVE 自然災害伝承碑デジタルアーカイブ
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比島山災害慰霊碑


高知県 高知市 地すべり

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概要

この碑は、1972年9月15日に高知市比島町で発生した「比島山災害」を慰霊し、その教訓を後世に伝えるために2005年に再建されたものです。 碑文は、局地的豪雨によって住宅が倒壊し、多くの死傷者が出た被害を振り返るとともに、当時の急傾斜地開発や安全対策の不備が災害を拡大させたことを示しています。さらに、犠牲者を追悼するだけでなく、将来の災害に備えて地域住民が教訓を受け継ぎ、協力して防災に取り組む決意を表しています。 この碑は、自然の脅威だけでなく、人間の土地利用や都市開発のあり方も災害と深く関わることを伝える災害伝承碑です。

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基本情報

名称比島山災害慰霊碑
よみひじまやまさいがいいれいひ
所在地〒780-0066 高知県高知市比島町2丁目15
緯度・経度33.5717834215281, 133.552421623398
関連災害昭和47年地すべり
建立年代平成十七年(2005)4月10日
材質
備考

碑文

昭和47年(1972)9月15日夕刻、未曽有の局地的豪雨に襲われ瞬時 に十数戸が倒壊十名の死者と数名の負傷者を出す「比島山災害」が 発生しました。当時は土地開発ブームで安全対策の不十分な危険な 急傾斜の宅地が激増し都市型複合災害の典型として注目警告されました。 爾来三十有余年が経ち、自然的にも人為的にも私達をとり巻く生活環 境は益々悪化しそれによる災害の件数や規模の拡大・態様の変化は著 しく、又東海・南海大地震の再来の予告も次第に現実味を増す今日です。 この時ここに生きる私達住民・町民は浄財を募って「比島山災害 慰霊碑」の再建を図り尊い犠牲者の永遠なるご冥福をお祈り申し上 げるとともに、将来起こり得る災害に対してもその貴重なご遺訓を受 け継ぎ一致協力して対処することをお誓い申し上げさらなるご加護を 賜りますようお願い申し上げます。 平成17年(2005)4月10日 比島山災害慰霊碑再建期成会 高知市比島町2丁目北町内会

解説

昭和47年(1972年)9月15日の夕方、これまでにないほどの局地的な豪雨に見舞われ、たちまち十数戸の家屋が倒壊し、10名の死者と数名の負傷者を出す「比島山災害」が発生しました。 当時は土地開発ブームのさなかで、安全対策が十分でない危険な急斜面の宅地が急増しており、この災害は都市型の複合災害の典型例として大きな注目を集め、警鐘を鳴らすものとなりました。 それから30年以上が経ち、自然環境の面でも人間活動の面でも、私たちを取り巻く生活環境はますます悪化しています。そのため、災害の発生件数や規模は拡大し、災害のあり方も大きく変化しています。さらに、東海地震や南海地震の再来も、しだいに現実味を帯びてきています。 このような状況のなか、この地に暮らす私たち住民・町民は、寄付を募って「比島山災害慰霊碑」を再建しました。そして、尊い命を失われた方々の永遠の安らかな冥福をお祈り申し上げるとともに、将来起こりうる災害に対しても、その尊い教訓を受け継ぎ、力を合わせて立ち向かうことをここに誓います。あわせて、今後も見守りと加護を賜ることを願います。

ギャラリー

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