JAMSTEC KOCHI / DIGITAL ARCHIVE 自然災害伝承碑デジタルアーカイブ
3D digital model

河原恵美須神社地震碑

野見湾が一望できる高台にそびえ立つ昭和南海地震碑
台座の作りが個性的

高知県 須崎市 昭和南海地震

3Dデジタルモデル

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概要

野見湾が一望できる高台にそびえ立つ台座がユニークな形状をしている昭和南海地震碑。火の始末、子供老人家畜の迅速な避難、衣類などの生活必需品の速やかな持ち出しなど、今に通じる避難の原則を伝えている。

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基本情報

名称河原恵美須神社地震碑
よみかわはらえびすじんじゃじしんひ
所在地高知県須崎市大谷720 恵美須(恵比寿)神社境内
緯度・経度33.383638, 133.320871
関連災害1946年昭和南海地震
建立年代昭和二十六年(1951年)6月5日
材質
備考

碑文

昭和二十六年六月五日  創立後援著 南海地震記録碑  大谷漁業協同組合 河原青年團  われら会 河原われら會 建之  部落民一同 吉村照吉 書 時ハ昭和廿一年十二月二十一日午前四時十四分夜明ノ静寂ヲ破リ天地ヲ震駭 シ人心ヲ撹乱サシタ地震ノ震動ハ家屋ヲ崩壊センバカリ屋外ニ避レ出タル人 モ歩ム事能ハズ立ツサヘモ困難ナリ其ノ間約十八分同四時三十二分震リ終ツ タ避難シタ者ハ再震ヲ恐レ只自己ノ行動ニモ迷ヒ津浪ノ来ル事ヲ確言スル者 ガナク「同四時四十七分潮ハ満干ノ差ヲ甚シク引離シ終ニハ怒濤の如ク浸入 シ家屋ノ大半ハ水中ニ没シ引潮ト共ニ軽量ナル家屋ハ大海ニ流失シタ来潮囬 数九囬三度目ノ浸水ガ最高潮四米三十糎」ニシテ堤防ノ崩壊」地盤ノ沈下約 一米実二夥イ損害デアッタ地震及津浪二於ケル注意「南海ニ於ケル甚大ナル 地震ハ津浪ヲ伴フ事ヲ忘レザル事「地震直後ノ火ノ始末小供及老人ハ速ニ安 全地帯ニ避難サスベシ衣類及ヒ其ノ他必要ナルモノハ出来得ル限リ敏速ニ持 出ス事家畜及家禽ハ速ニ避難サスベシ以上当時ノ状況並ニ注意ヲ此ノ位置ニ 記録碑トシテ後世ニ記ス 須崎原町 石工 梅原刻

解説

この地震碑は、昭和21年(1946)の南海地震と津波による被害を記録し、後世への教訓を伝えるために建てられたものである。未明の大地震の後、津波が九回にわたって襲来し、第三波が最高で、家屋の大半が浸水・流失し、堤防の崩壊や地盤沈下も生じた。碑は、南海の大地震には津波が伴うことを忘れず、地震直後には火の始末をし、子どもや高齢者を速やかに安全な場所へ避難させるなど、災害時の心得を具体的に伝えている。

ギャラリー

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