3Dデジタルモデル
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石碑の形状、表面の凹凸、文字の残り方などを確認できます。クリックして3Dモデルを読み込み、回転・拡大縮小を行いながら任意の角度から観察してください。
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昭和南海大地震の犠牲者の追悼碑
「天災ハ忘レタ頃ニヤッテ来ル」と警鐘
石碑の形状、表面の凹凸、文字の残り方などを確認できます。クリックして3Dモデルを読み込み、回転・拡大縮小を行いながら任意の角度から観察してください。
南海大地震遭難者追悼之碑 郵政大臣 寺尾 豊 書 時昭和廿一年十二月廿一日午前四時十分突如強震起り約十五分後引潮 ニ続キ大小六回最高四・六米ニ及ブ津浪来襲新荘川沿ニ坂ノ川東ハ桐間 堤防ヲ決潰大間押岡一部土崎ヲ大海ト化シ引潮ニ製材貯木場ノ巨材ヲ交 へ轟々鳴動原町付近ニ氾濫家屋倒壊溺死ノ殆ハ此処全壊百四十半壊三百 浸水千戸地盤沈下一・三米損害巨額火気少ク駅前九戸焼失圧死吉村瑳吉 夫妻外十名位全犠牲者六十餘ノ大部分ハ暗夜情況不明避難後レタ為ノ溺 死津浪ハ前カラ押寄セル通年ト異リ正面海辺ハ平常北ガ安全ト逃レタ人 ガ以外夛ノ郷ヨリノ浪ニ呑マレタ入江川沿ガ危険古市横町沖町中町ハ浸 水ナシ原因ハ土佐沖海底ヲ走ル旧断層線ノ活動ニヨル宝永ヨリ安政地震 迠百四十六年安政ヨリ南海迠九十三年天災ハ忘レタ頃ニヤッテ来ル過グ ル三地震ヲ省ミ後世ノ資トスベシ此ノ災ニ肉親縁者ヲ失ッタ遺族ノ胸中 如何バカリカコゝ二同志相計リ此碑ヲ建テ遭難者ノ冥福ヲ祈リ追悼ノ意 ヲ表ス 昭和三十四年四月十日 発起撰文 田中稔
この碑は、昭和21年(1946)の南海地震と津波による遭難者を追悼し、その被害の実相を後世に伝えるために建てられたものである。未明の強震の約15分後に津波が六度襲来し、堤防の決壊や地盤沈下によって須崎の各地は大きな被害を受け、多くの家屋が倒壊・浸水した。犠牲者の多くは、暗夜のなかで状況がつかめず避難が遅れたために命を落としたという。碑は、過去の地震の間隔にもふれつつ、天災は忘れた頃に再び来ることを戒め、遭難者の冥福を祈って建立された。