7月28日 第832回潜航−調査終了後の「しんかい6500」揚収作業風景− |
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「しんかい6500」の揚収作業は船橋とは反対側、船の後部に位置する後部操舵室からの指示のもと行われます。 「しんかい6500」浮上後、まずはじめに本船から繰り出された主索を作業ボートにのせ、スイマー2名の手によって「しんかい6500」の前部に取りつけられます。その後、スイマーは「しんかい6500」に乗っかり、ウインチによって「しんかい6500」は振り出されたAフレームクレーン下まで引き込まれます。それからスイマーによって吊上げ索2本が「しんかい6500」の前後部に取り付けられます。取り付け完了後スイマーが作業ボートに乗り移ります。 |
主索を作業ボートにのせ、「しんかい6500」に向かう
| スイマーにより 主索を「しんかい6500」に取り付ける
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船長は風、うねりの影響による船体動揺が最小限になるよう操船指示を送り、一方一航士はスイマー、甲板作業員へ揚収作業の指示を送り「しんかい6500」を吊上げる準備を整えます。 |
「しんかい6500」に主索を巻き取り母船に近寄せる |  スイマーにより 主索を「しんかい6500」に取り付ける |
主索取り付け終了、スイマーは退避
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吊上げ索が「しんかい6500」につながり、スイマーの安全が確保されれば、海況、「しんかい6500」の状態を見ながら、タイミング良く吊上げ索を巻き取り、「しんかい6500」をAフレームクレーンに固定します。 その後、Aフレームクレーンを振り込み、「しんかい6500」が台車に降りれば揚収完了です。 |
 「しんかい6500」はAフレームクレーン直下で揚収作業を行う。 | 指示を送る鮫島一航士 |
 吊上げられる「しんかい6500」
| 「しんかい6500」はAフレームクレーンに固定され揺れも治まる。 |
着揚収作業後にはAフレームクレーンの点検作業が行われる。 潜航を終えた大野パイロット、お疲れ様でした。 |
大切な吊り上げ索の点検作業 | 大野パイロットお疲れ様! |