募集職種 | 特任研究員もしくはポストドクトラル研究員 4名 (AGM22-014) |
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募集対象部署 | 地球環境部門 環境変動予測研究センター |
募集内容 | 海洋研究開発機構 (以下、 当機構)では、 文部科学省委託事業「気候変動予測先端研究プログラム(2022年度〜2026年度)」を受託しました。本事業では、気候変動予測シミュレーション技術の高度化等による将来予測の不確実性低減や、気候変動メカニズムの解明に関する研究開発、気候予測データの高精度化等からその利活用までを想定した研究開発を一体的に推進することで、気候変動対策(気候変動適応策 ・脱炭素社会の実現に向けた緩和策)に活用される科学的根拠を創出・提供することを目指します。 このたび、当プログラムの課題2「カーボンバジェット評価に向けた気候予測シミュレーション技術の研究開発(物質循環モデル)(代表:河宮 未知生)」および課題1「気候変動予測と気候予測シミュレーション技術の高度化(全球気候モデル)」のサブ課題「気候炭素循環予測技術の高度化と予測情報の創出(機構代表:建部 洋晶)」に従事する特任研究員もしくはポストドクトラル研究員 計4名を下記の要領で募集いたします。 【研究内容】 全球大気海洋結合気候モデル(AOGCM)、AOGCMに生態系や各種物質循環過程(炭素循環過程等)を導入した地球システムモデル(ESM)、これらを構成する要素モデルの開発と実験遂行、およびこれらを活用したシミュレーション研究を行います。具体的には、下記の(1)〜(4)のいずれかもしくは複数に取り組みます。 いずれの業務においても、人間による社会経済活動を含む地球・気候システムの包括的理解とこれに立脚した気候変動予測が大きな目的であるため、多角的な研究アプローチが求められます。また、AOGCM及びESMの開発や地球シミュレータ上での運用のため、下記の(1)〜(3)ではFORTRAN、UNIX/Linuxシステム上の各種シェル言語、可視化ソフトなどを業務に支障なく扱えることが求められます。(4)については、業務はGAMS(General Algebraic modeling System)などのプログラミングを伴うものとなります(着任後の習得でも可)。 (1) 大気・海洋・陸域など気候システムを形成する諸要素における物質循環・生態系モデルの開発およびESMへの実装 (2) ESMによるシミュレーション研究を通じた気候変動・炭素循環・人間活動の相互作用の理解 (3) 季節から数年先までの気候・炭素循環変動予測及び過去に生じた気候・炭素循環変動の要因分析(これらの研究に必要なAOGCM、ESMおよび初期値化システムの開発と運用を含む) (4) ESM-社会経済結合モデル高度化のための社会経済モデルの拡張、およびこれらのモデルを用いた気候と経済の相互作用に関する解析 【関連する専門分野】 気象学、気候学、海洋学、計算科学、環境経済学等 ※配属グループは採用時に決定いたします。 ※雇用期間中に組織改編等行われた場合は、配属先が変わる場合があります。 |
職種とキャリア | 【職種】 研究職(サイエンス/テクノロジー): ※研究職(サイエンス):主に研究開発に関わる理論、観測、実験に基づく基盤的、独創的または先進的な研究による業績が期待される職 ※研究職(テクノロジー):主に研究開発に関わる基盤的、独創的または先進的な技術開発及びそれらによる研究による業績が期待される職 【キャリア】 特任研究員: 本研究課題への貢献のため、自立した研究者として研究・技術開発を行い、主著論文や技術革新を中心とした成果を創出する。 ※採用時の職種(サイエンス/テクノロジー)については、当機構規程により決定いたします。 ポストドクトラル研究員: 上長の指示の下に当課題が認めた自らの研究課題を自主的に遂行し、自らの研究資質を向上させることが期待される職 |
応募資格 | 【学歴】 特任研究員: 当該研究もしくは技術開発に関連する分野の博士号取得者 ポストドクトラル研究員: 関連分野の博士号取得者(採用日までに取得見込みの者を含む。) 博士号を取得した年度の末日から採用までが5年以内であること。 (2017年4月以降に学位を取得した者) |
勤務地 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 横浜研究所 神奈川県横浜市金沢区昭和町3173番25 ※受動喫煙防止措置:敷地内禁煙(屋外に喫煙場所あり)、喫煙可能区域での業務なし |
採用形態 | 【募集人数】 4名 【雇用形態】 任期制職員 【勤務時間】 裁量労働制 【雇用期間】 特任研究員: 2022年10月1日〜2023年3月31日(2027年3月31日まで更新可) ポストドクトラル研究員: 2022年10月1日〜2023年3月31日(2025年3月31日まで更新可) ※雇用開始日は応相談 ※1回の雇用期間を1事業年度とし、本プロジェクトの進捗状況と勤務実績等により契約更新を可能とします。 ※上記雇用期間については、本プロジェクトの予算の状況により変更される場合があります。 ※当機構の規程に基づき、事業年度中に65歳に達する時は当該事業年度末日をもって雇用契約を終了といたします。本期日については、今後変更する場合があります。 ※定年制職員への移行審査資格はありません。 |
給与 | 年俸制(1/12を月々支給) ※賞与及び退職金は年俸に含まれます。 【参考年俸】 特任研究員: 600〜700万円程度 ※最終的には経験・能力などを考慮のうえ、当機構規程により決定します。 ポストドクトラル研究員: 525万円 ※昇給はありません。 |
福利厚生 | (1)規程に基づき赴任旅費を支給します。 (2)通勤手当を支給します。 (3)各種保険(健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険等)を完備しています。 (4)職員等の相互扶助及び福利厚生の増進を図るための共済会制度があります。 (5)民間賃貸住宅の社宅貸与制度があります。(規程に準じます。) ポストドクトラル研究員は、民間賃貸住宅の社宅貸与制度の対象外となります。 (6)土日祝祭日・年末年始・年次有給休暇・特別有給休暇を休日及び休暇とします。介護休業・育児休業等の制度があります。 |
応募書類及び提出方法 | 【応募書類】 ※職種により応募書類が異なりますのでご留意ください。 特任研究員 (1)履歴書 (応募職種「特任研究員」を記載) ※様式自由 ※連絡先Eメールアドレス記載 (2)これまでに行ってきた研究の要約 1枚 (3)本プロジェクトにおける研究計画 1枚 (4)研究業績並びにこれまで受けた競争的資金リスト ※論文は、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。 ※DOIコードが付与されている場合は記載 ※科学研究費補助金、科学技術振興機構からの受託研究費なども記載 ※競争的資金を受けたことが無い場合は、「競争的資金該当なし」と記載 (5)主要論文 2編以内 (6)推薦書 2通 ※2名の推薦者からの署名入り、PDF形式に変換した推薦書を各1通 ※当機構役職員(招聘を含む)は推薦者として認められません。 応募書類(6)は、各推薦者より下記採用担当アドレス宛に、Eメール添付にて応募締切までにお送りください。 recruit-app[at]jamstec.go.jp ※送信時は、[at]をアットマークに変え、件名を「CEMA AGM22-014 応募者名」としてください。 ポストドクトラル研究員 (1)履歴書 (応募職種「ポストドクトラル研究員」を記載) ※様式自由 ※連絡先Eメールアドレス記載 ※推薦者の連絡先1件を記載(応募者が書類選考を通過した場合、推薦者から直接当機構宛に、推薦書を送付していただきます。) ※当機構役職員(招聘を含む)は推薦者として認められません。 (2)これまでに行ってきた研究の要約 1枚 (3)本プロジェクトにおける研究計画 1枚 (4)研究業績並びにこれまで受けた競争的資金リスト ※論文は、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。 ※DOIコードが付与されている場合は記載 ※科学研究費補助金、科学技術振興機構からの受託研究費なども記載 ※競争的資金を受けたことが無い場合は、「競争的資金該当なし」と記載 (5)主要論文 2編以内 【提出方法】 すべての書類をPDFファイルに変換して、下記URLからアップロードしてください。 https://recruit.jobcan.jp/jamstec/entry/new/1155206 |
選考 | 書類選考通過者に面接を行い、採用を決定します。 ※原則としてZoom等を利用したオンラインにより面接を実施します。 |
応募締切 | 2022年8月10日(水) 13時 (日本時間/JST)必着 ※応募状況によっては、募集期間を延長することがあります。 |
お問い合わせ先 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 人事部 人事任用課 採用担当 TEL 045-778-5788 Eメール: recruit-app[at]jamstec.go.jp ※Eメールによるお問い合わせの際は、[at]をアットマークに変え、件名を「CEMA AGM22-014 公募について」としてください。 |
注意事項 | (1)提出書類は厳正に管理します。また、お預かりする個人情報は、採用選考並びに採用内定もしくは着任後の人事管理等の目的のみに使用し、他の目的では一切使用いたしません。 (2)採用内定時に健康診断書を提出していただきます。 (3)応募後に辞退される場合は、上記問い合わせ先までご連絡ください。 (4)上記各条件は、公募開始時点におけるものです。 (5)日本語を母国語としない場合、業務時の使用言語は英語です。 |
多様性への取り組み | 多様な価値観による優れた研究開発成果と科学技術イノベーションの創出を目指して、JAMSTECでは、男女共同参画を踏まえた女性の積極的採用にとどまらず、国籍や人種、性別、性自認、年齢、障がいの有無などに関わりなく個性が尊重される就労環境の実現を見据えた採用活動に取り組んでいます。 さらに多様性に対応する時短勤務や裁量労働など、柔軟な働き方や環境整備を推進して参ります。 |