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採用情報

募集職種 特任研究員もしくはポストドクトラル研究員 (AGM24-016)
募集部署 地球環境部門 環境変動予測研究センター 地球システムモデル開発応用グループ

※雇用期間中に組織改編等行われた場合は、配属先が変わる場合があります。
募集内容 募集部署では、環境研究総合推進費「S-22 気候変動緩和に向けた温室効果ガスおよび大気質関連物質の監視に関する総合的研究(以下、S-22)」に参画し、人為・自然活動によって引き起こされる地球表層の温室効果ガスの放出・吸収プロセスの解明に取り組んでいます。地球システムモデルによる高精度な気候変動予測と温室効果ガス動態の解明に資することを目的とし、主として地球システムモデルを使用しながら、大気化学輸送モデルやトップダウン手法(インバースモデリング)の推定結果や観測情報を活用した研究を実施します。
このたび、S-22プロジェクトテーマ2-(1)「地球システムモデルを用いた全球規模での温室効果ガス(CO2, CH4, N2O)収支変動の理解とモデル検証(2024年度〜2028年度 研究代表者:羽島 知洋)」に従事する特任研究員もしくはポストドクトラル研究員1名を下記の要領で募集いたします。

【研究内容】
(採用直後)
温室効果ガスの変化に関する科学的知見を得ること、および地球システムモデルの再現精度向上を目的として研究を行います。温室効果ガス3種(CO2, CH4, N2O)もしくはその一部を対象とし、海洋・陸域での吸収・放出に関わる物質過程や大気中での反応・輸送過程について、観測情報等を活用しながら過去の変動要因の分析を行います。またその知見を活かし、地球システムモデルの再現性向上につなげます。
なお、当プロジェクトテーマは、本機構並び他機関で実施される他のプロジェクトテーマと連携して研究が行われます。

(変更の範囲)
機構の定める業務

[関連する専門分野]
地球システム科学、温室効果ガス、物質循環(生物地球化学)、陸域・海洋モデリング、大気化学輸送モデリング、気象学、水文学など
職種とキャリア 【職種】
研究職(サイエンス):主に研究開発に関わる理論、観測、実験に基づく基盤的、独創的または先進的な研究による業績が期待される職
研究職(テクノロジー):主に研究開発に関わる基盤的、独創的または先進的な技術開発及びそれらによる研究による業績が期待される職

【キャリア】
特任研究員
当課題への貢献のため、自立した研究者として研究・技術開発を行い、主著論文や技術革新を中心とした成果を創出する。

【職種】
ポストドクトラル研究員
上長の指示の下に当課題が認めた自らの研究課題を自主的に遂行し、自らの研究資質を向上させることが期待される職

※職種及びキャリアは、採用時に決定いたします。
応募資格 【学歴】
特任研究員
当該研究もしくは技術開発に関連する分野の博士号取得者

ポストドクトラル研究員
関連分野の博士号取得者(採用日までに取得見込みの者を含む。)
博士号を取得した年度の末日から採用までが5年以内であること。
(2019年4月以降に学位を取得した者)

【経験】
・シミュレーションモデルを大型計算機で実行するために必要な基礎技術(UNIX/Linux シェル)を有していること。
・シミュレーションモデルの理解や改良に必要となるプログラミング言語の使用経験(主にFortran)
・大規模な地球科学データの取り扱いや可視化・解析アプリケーションなどの使用経験(Python/Grads等での解析)
勤務地 (採用直後)
国立研究開発法人海洋研究開発機構
横浜研究所 神奈川県横浜市昭和町3173番25
※受動喫煙防止措置:敷地内禁煙(屋外に喫煙場所あり)、喫煙可能区域での業務なし

(変更の範囲)
機構の定める場所(在宅勤務を行う場所を含む)
採用形態 【募集人数】 1名
【雇用形態】 任期制職員
【勤務時間】 専門業務型裁量労働制
※始業及び終業を始めとする、時間配分の決定及び業務遂行の方法(在宅勤務等を含む)は、勤務者の裁量に委ねられます。
【雇用期間】 
特任研究員
2025年1月1日〜2025年3月31日(2029年3月31日まで更新可)
ポストドクトラル研究員
2025年1月1日〜2025年3月31日(2027年3月31日まで更新可)

※雇用開始日は応相談
※1回の雇用期間を1事業年度とし、当課題の進捗状況と勤務実績等により契約更新を可能とします。
※上記雇用期間については当課題の予算の状況により変更する場合があります。
※事業年度中に65歳に達する時は当該事業年度末日をもって雇用契約を終了といたします。本期日については、今後変更する場合があります。
※科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律第15条の2の適用を受ける職種です。
※定年制職員への移行審査資格はありません。
給与 年俸制(1/12を月々支給)
※経験・能力などを考慮の上、決定いたします。
※賞与および退職金は年俸に含まれます。

【参考年俸】 
特任研究員:600万円〜700万円程度

ポストドクトラル研究員:440万円〜560万円
※昇給はありません。
福利厚生 (1)赴任旅費を支給します。
(2)通勤手当を支給します。
(3)各種保険(健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険等)を完備しています。
(4)職員等の相互扶助及び福利厚生の増進を図るための共済会制度があります。
(5民間賃貸住宅の社宅貸与制度があります。(収入等の基準あり)
ポストドクトラル研究員は、民間賃貸住宅の社宅貸与制度の対象外となります。
(6)土日祝祭日・年末年始・年次有給休暇・特別有給休暇を休日及び休暇とします。介護休業・育児休業等の制度があります。
応募書類及び提出方法 【応募書類】
※職種により応募書類が異なりますのでご留意ください。

特任研究員
(1)履歴書
※様式自由
※連絡先Eメールアドレス記載
(2)これまでに行ってきた研究の要約 1枚
(3)当課題における研究計画 1枚
(4)研究業績並びにこれまで受けた競争的資金リスト
※論文は、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。
※DOIコードが付与されている場合は記載
※科学研究費補助金、科学技術振興機構からの受託研究費なども記載
※競争的資金を受けたことが無い場合は、「競争的資金該当なし」と記載
(5)主要論文 2編以内
(6)推薦書 2通
※2名の推薦者からの署名入り、PDF形式に変換した推薦書を各1通
※本機構役職員(招聘を含む)は推薦者として認められません。

応募書類(6)は、各推薦者より下記採用担当アドレス宛に、Eメール添付にて締切までにお送りください。
recruit-app[at]jamstec.go.jp
※送信時は、[at]をアットマークに変え、件名を「CEMA AGM24-016 応募者名」としてください。

ポストドクトラル研究員
(1)履歴書 
※様式自由
※連絡先Eメールアドレス記載
※推薦者の連絡先1件を記載(応募者が書類選考を通過した場合、推薦者から直接本機構宛に、推薦書を送付していただきます。)
※本機構役職員(招聘を含む)は推薦者として認められません。
(2)これまでに行ってきた研究の要約 1枚
(3)当課題における研究計画 1枚
(4)研究業績並びにこれまで受けた競争的資金リスト
※論文は、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。
※DOIコードが付与されている場合は記載
※科学研究費補助金、科学技術振興機構からの受託研究費なども記載
※競争的資金を受けたことが無い場合は、「競争的資金該当なし」と記載
(5)主要論文 2編以内

【提出方法】
応募書類(1)〜(5)はすべてPDFファイルに変換して、下記URLからアップロードしてください。
https://recruit.jobcan.jp/jamstec/entry/new/2056130
選考 書類選考通過者に面接を行い、採用を決定します。
※原則としてオンラインにより面接を実施します。
応募締切 2024年11月24日(日) 23時59分 (日本時間/JST)必着
※応募状況によっては、募集期間を延長することがあります。
お問い合わせ先 国立研究開発法人海洋研究開発機構
人事部 人事任用課 採用担当
Eメール: recruit-app[at]jamstec.go.jp
※Eメールによるお問い合わせの際は、[at]をアットマークに変え、件名を「CEMA AGM24-016公募について」としてください。
注意事項 (1)提出書類は厳正に管理します。また、お預かりする個人情報は、採用選考並びに採用内定もしくは着任後の人事管理等の目的のみに使用し、他の目的では一切使用いたしません。
(2)採用内定時に健康診断書を提出していただきます。
(3)応募後に辞退される場合は、上記問い合わせ先までご連絡ください。
(4)上記各条件は、公募開始時点におけるものです。
(5)日本語を母国語としない場合、業務時の使用言語は英語です。
多様性への取り組み 多様な価値観による優れた研究開発成果と科学技術イノベーションの創出を目指して、JAMSTECでは、男女共同参画を踏まえた女性の積極的採用にとどまらず、国籍や人種、性別、性自認、年齢、障がいの有無などに関わりなく個性が尊重される就労環境の実現を見据えた採用活動に取り組んでいます。
さらに多様性に対応する時短勤務や裁量労働など、柔軟な働き方や環境整備を推進して参ります。