北西太平洋は、熱と二酸化炭素(CO2)フラックスが最も大きい海域であると同時に、豊かな生物・生産を育んでいる海域です。一方で、東アジア域からの大気汚染、世界人口の増加による食料とエネルギー資源の不足など、様々な問題が生じることが予測されています。気候変動と海洋生態系に関しては未だ不確実な要素が多く、科学的根拠に基づいた評価が出来ていません。ここでは、現在の海洋科学サイドからの取り組みを俯瞰しながら、今後10年間の研究方針などに触れつつ、その方向性がステークホルダーからみてどう映るのか?何が足りており、なにが欠けているのかを一緒に考える機会とします。
講演要旨:PDFファイル
13:30~13:35 | 開会挨拶・趣旨説明 野口 真希 海洋研究開発機構 地球環境部門 地球表層システム研究センター グループリーダー |
13:35~13:55 | 基調講演「北西太平洋の生物地球化学および生態系における最新の動向」 Keith B. Rodgers IBS Center for Climate Physics (ICCP) / 釜山大学校 主任研究員 |
13:55~14:45 | 長期データ解析からみる海洋環境・生態系の変化 座長:金谷 有剛 海洋研究開発機構 地球環境部門 地球表層システム研究センター センター長
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14:45~14:55 | 休 憩 |
14:55~15:45 | 将来の研究の方向性 座長:増田 周平 海洋研究開発機構 地球環境部門 海洋観測研究センター センター長
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15:45~15:55 | 休 憩 |
15:55~16:55 | パネルディスカッション
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16:55~17:00 | 閉会挨拶 原田 尚美 海洋研究開発機構 地球環境部門 部門長 |