- 1992年7月19日
- 第130潜航、前年発見したマネキンサイトに再来訪
- 1992年9月14日
- 第140潜航、マリアナトラフの1987年に「アルビン」が発見した熱水域に再来訪
- 1992年10月2日
- 第148潜航、鳥島海山で、世界で2例目の鯨骨生物群集を発見
- 1992年10月3日
- 第149潜航、現ハワイ大学SOESTのディーン、ブライアン・テイラー氏が潜航
- 1992年11月30日
- 第161潜航、この年最後の潜航。マリアナ南部 背弧拡大軸で熱水噴出生域を発見
- 1992年~1993年
- 自動針路保持装置を新規搭載
3月に試験潜航を4回、訓練潜航を6回実施し、5月から11月まで調査潜航を51回実施した。日本周辺では南海トラフ、南西諸島海溝、日本海溝、奥尻海嶺、男鹿半島沖、伊豆・小笠原海溝とマリアナ海溝を南北に分ける小笠原海台等で29回の調査潜航を実施、特に伊豆・小笠原海溝周辺鳥島海山において世界で2例目の鯨骨生物群集を発見した。海外では22回の調査潜航を1987年に米国のアルビンが調査を行ったマリアナトラフ及びマリアナ海溝斜面で実施した。マリアナトラフではアルビンが発見した熱水域を探して再度調査を行っただけではなく、比較的水深の浅い1,500m前後の海域で新しい熱水噴出域を発見した。

1992年の運航チーム
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