CINDY2011の「みらい」航海は無事終了しましたが、 マレのラジオゾンデ観測は、もう少し継続することになっています。 通常は１日４回の観測を行っていますが、 今日は特別に１日８回の観測を実施。 コロラド州立大の研究者の発案で、 対流活動が抑制されている時期の日変化をとらえることが目的です。

マレのゾンデ観測では、放球作業の準備を開始してから 観測データの送信などを終了するまで、２時間半程度必要なため、 ３時間毎の観測となる１日８回観測では、慌ただしい作業が続きます。 ゾンデ観測のデータはコンピュータやUSBメモリに保存されていますが、 観測時の状況は野帳にも手書きで記載されます。

写真は書きかけの観測野帳。 筆跡やRemarks欄に観測担当者の個性が現れるはずなのですが、 今回は写真撮影用に、少し控えめでしょうか。