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東北マリンサイエンス拠点ミニシンポジウム「東日本大震災が海洋生態系に与えた影響と再生への取り組み」が開催されました。
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2012.02.03
3月11日の大地震とそれに伴う巨大な津波は、東北太平洋沿岸域及び沖合域の海洋生態系に大きな打撃を 与えました。この海域の生態系の再生は、1
0~20年単位の時間をかけて進行していくものと考えられます。文部科学省においては、全国の大学等の研究者が連携・協力して、総合的に海洋の生態系、海洋環境、海底の変化等の調査研究を行い、海
洋生態系変動メカニズムを解明することを通じて、東北の復興に貢献することを目的として、東北マリンサイエンス拠点の形成を進めています。このミニシンポジウムでは、これまで明らかになったことの報告の後、今
後どのように調査研究を進めていくべきかについて意見交換しました。
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日時:
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2012年2月3日(金) 10:00~12:00
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場所:
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仙台ガーデンパレス「羽衣の間」
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〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡四丁目1番5号
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主催:
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文部科学省 海洋地球課 (東北マリンサイエンス拠点形成事業)
プログラム
■第一部 これまでの調査研究の成果発表
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「津波による大槌湾の海洋環境の変化」
永田 俊(東京大学大気海洋研究所)
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「津波による宮城県の沿岸環境・生態系の変化」
遠藤宜成・吾妻行雄(東北大学大学院農学研究科)
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「津波による沖合の変化」
藤倉克則((独)海洋研究開発機構)
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「東北の水産業復興への取り組み」
平井光行((独)水産総合研究センター東北区水産研究所)
第二部 東北マリンサイエンス拠点における調査研究の紹介
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木島明博(東北大学大学院農学研究科)
第三部 パネルディスカッション~東北マリンサイエンス拠点の在り方について
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田中 克((財)国際高等研究所チーフリサーチフェロー)
酒井敬一(宮城県水産技術総合センター気仙沼水産試験場)
井ノ口伸幸(岩手県水産技術センター)
平井光行((独)水産総合研究センター東北区水産研究所)
木島明博(東北大学大学院農学研究科)
木暮一啓(東京大学大気海洋研究所)
北里 洋((独)海洋研究開発機構)
リーフレット
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