調査期間(調査頻度)2017/04/01 - 2018/03/31
フィールド調査:毎月、観測ブイ:毎時、室内実験:随時
調査地域・海域
雄勝湾、女川湾、その他実験所
調査地域・海域の座標一覧
位置情報(点) | 名称 | 観測ブイ |
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座標値 | 38.498756,141.498494 |
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調査種別フィールド調査, 係留系・観測ブイ, その他(室内実験)
調査概要増養殖漁場で生産対象となっている貝類の、脳ホルモンを起点とする性、性成熟、産卵および着底・変態に関わる調節分子の特定と相互関連を明らかにし、性統御・人工催熟・人工産卵・着底誘起への応用展開を図り、高度な人工種苗生産技術の開発を目指す。本年度は、ホタテガイにおいて二枚貝類の性統御と人工催熟に必須のGnRHペプチドに対する受容体の反応性を正確に評価できる培養細胞系の確立を行なう。最終的にはこの培養細胞系を用いて、種々の二枚貝類のGnRHペプチドの反応性から、二枚貝類に共通して使えるGnRHペプチドのデザインを行なうことを目的とする。
貝類の養殖漁場の環境調査や生産量を調査することで、生産性の向上と持続的な生産形態への提言を目指す。まずは、雄勝湾において、ホタテガイの養殖筏の数や生産量を調査し、震災前と比較を行うことでホタテガイの育成状況を把握する。また、養殖漁場環境の評価を行うため、養殖地点における水温と濾過食性生物の餌料の指標であるクロロフィルa量を毎月モニタリングするのに加え、水質環境リモート監視機能付き観測ブイにより、毎時クロロフィルa濃度と水温と濁度を測定し、クロロフィルa濃度は衛星リモートセンシングデータと比較を行う。