「しんかい6500」は、6,500mの深さまで潜ることができる有人潜水調査船で、1989年に三菱重工業(株)神戸造船所で完成しました。その活動範囲は日本近海だけでなく、太平洋やインド洋、遠くは大西洋にまで及び、これまでに延べ1,300回の潜航を行ってきました(2012年5月現在)。現在運航中の大深度まで潜ることのできる有人潜水調査船は、世界でも7隻(※)しかありません。その中で「しんかい6500」は、日本のみならず世界の深海調査研究の中核を担う重要な役割を果たしています。
2012年3月、「しんかい6500」は建造以来最大となる改造を終えました。船尾の主推進装置を、旋回式大型1台から固定式中型2台に変更し、また水平スラスタを後部に1台増設して回頭性能を向上させました。また、全てのプロペラのモーターをよりレスポンスの良いものに換装し、加速・制動性能も向上させました。
※ アルビン(米) / ノチール(仏) / ミールI&II(露) / しんかい6500(日) / コンスル(露) / 蛟竜号(中) [建造年順]

5月21日までブラジル沖海域サンパウロ海台で潜航調査を行い、5月24日「よこすか」はサントス港に入港しました。
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[航海情報]
「しんかい6500」世界一周航海「QUELLE2013」実施中

[YK13-04 Leg2]
■航海期間
2013年5月10日 - 24日
■調査目的
ブラジル沖の天然ガス・油田域を世界で初めて探検し、深海生物パラダイスを見つけます
■調査予定場所
サンパウロ海台
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