勝者コメント

第1試合
［竜串、桜浜の砂：特別枠（高知コアセンター推薦）］

いやぁ、すごい試合でしたねぇ…両者譲らずがっぷり四つ。
はじめ、ズリズリと滑っていたので、ここまでか…と思っていましたが、われらが「竜串、桜浜の砂」粘って、粘って、逆転勝ち！
貝殻片が粘り強さのヒミツでしょうか？
そして、この場を借りて、報告です！土佐清水ジオパークは、ついに、「日本ジオパーク」に認定されました！2014年から苦節7年、その間、「竜串、桜浜の砂」と同じように粘り強く、ひたむきに活動を続けてきました。
ひたむきさと粘り強さで次も勝つ！

第2試合
［若狭かき殻石灰砂：福井県］

青vs白という美しい対決を見事制することができ、ほっとしています。
次の対戦相手は高知コアセンター推薦の砂ということで特別枠との戦いが続き、完全アウェーな試合となりますが、“最も美味しく最もすべらない砂”の称号を手にできるよう粘りたいと思います！

第3試合
［方鉛鉱［Galena］：北海道］

硬度も低く弱いと謳われていた方鉛鉱ながら２回戦勝利したことは非常に光栄です。
ジオパークの方々や素晴らしいイラストを描かれていた方には申し訳無い気持ちもありますが、その方々の本大会に対する熱い気持ちを背負ってぜひ方鉛鉱には最後まで滑らないで欲しいです。

敗者コメント

第1試合
［北アルプスから削り出された高瀬川の砂：長野県］

北アルプスの槍ヶ岳を源流とする、大町市の高瀬川の砂で挑戦しました。さすがに、世界屈指の若い花崗岩も分布する地域の砂だけあって、堂々たる勝負をしてくれました。試合の前半は実力発揮でリードしていましたが、後半に逆転を許したのは返す返すも残念です。後半に急激にヘタったのは、長石の粗粒結晶が細片化したためかなと想像しています。登山道で登山者の靴底を支えている砂なので、この結果にめげずに、今後もすべらない力をみがいて欲しいところです。改めて、健闘をたたえたいと思います。

第2試合
［美しき新居浜ブルーなラピスラズリ：特別枠（審査委員長推薦）］

「藍一点」と評された見た目では負けてないぞ！と臨んだ試合でしたが、ご自身で焼いたりすりつぶしたりと手間をかけられた相手ということで、結果的に完全に気持ちで負けていたと感じます。とてもブルーな気持ちです。
コロナ禍が収束したら、福井までリベンジをしに(牡蠣を食べに)行こうと思います！がんばれ、若狭かき殻石灰砂！

第3試合
［鎌倉砂鉄：神奈川県］

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