2023年7月18日 朝食
2023年7月17日 フィルター交換 免許皆伝?
2023年7月16日 沖ノ鳥島
2023年7月14日 汎用観測室の住人
2023年7月13日 パラオ上陸
2023年7月9日 予想外の…
2023年7月7日〜8日 PHSMOブイの設置・回収
フィリピン海の定点(PHSMO)において、海洋気象・海洋物理観測用ブイ係留系(PHブイ)の設置・回収が行われた。
表層ブイ(写真1)投入後には、係留ワイヤーに十数個の水温塩分計、酸素計が、まるでF1レースのコックピットにおけるタイヤ交換のごとく、複数名の観測技術員により迅速にとりつけられた(写真2)。
また作業を中断(ロープ巻き出し・巻き込み一時停止)するときは、複数名の船員による簡易ストッパー(通称チャーニーズフィンガー)が装着された(写真3)。
これにより時には数トンの張力がかかるロープが固定されるわけで、つくづく摩擦力の凄さを感じる。炎天下の中、5~6時間、汗だくとなった観測技術員、船員の皆さんの安全、正確、迅速な作業のおかげで、全長約7300mの係留系が無事設置・回収された。
(本多)
2023年7月6日 マリンスノーキャッチャー
本航海では東京大学大気海洋研究所の中国人留学生Sくんが行っているマリンスノーキャッチャー観測を手伝っています。マリンスノーキャッチャーとは直径約50cm、高さ約3m、重量約540kgの筒状のものをワイヤーで任意の深さまで吊り下ろし、その深さの海中粒子(マリンスノー)を海水ごと回収する装置です。私自身はセジメントトラップにより速い速度で海中を沈降するマリンスノーを集めて分析、解析していますが、このマリンスノーキャッチャーでは遅い速度で沈降するマリンスノーあるいは沈降せずに海中を漂うマリンスノー(懸濁粒子)を集めることが可能です。Sくんは種類の異なるマリンスノーの生命圏を遺伝子解析することで、各生命圏と各マリンスノーの生成、分解の関係について明らかにしようとしています。
(本多)

2023年7月4日 洗い物
2023年7月3日 初乗船
2023年7月2日 雨をとらえよ
2023年7月1日 上を見上げるとやつがいた
2023年7月1日 KEOSに向かう。
2023年6月30日 セジメントトラップ係留系の再設置
2023年6月29日 採水から実験、そして採水へ
6/29に無事にみらいは最初の観測点KEOに到着しました。KEOではセジメントトラップ係留系の回収/再設置と行い再設置までの間を利用して、採水等が行われました。トラップの回収・再設置に関しては本多さんから後ほど、物語が展開されると思いますので、割愛。今航では、松本さん指揮のもと、表層の海水を利用した栄養塩添加実験が予定され、その指揮のもと、採水、分注、ろ過を行います。で、まずは、採水。その量100L越え。。。採水し、実験室まで運ぶのも一苦労です。その後は(とった海水)を大量の容器に分注。。。これまた大変。しかし、強い味方(SさんやSさん)が現れ、いろいろサポートをしてくれ、何とか実験が終了です。詳しい中身はおいおいですが、かなりのロケットスタートです。。。
(竹谷)
2023年6月29日 大気組成観測
2023年6月29日 セジメントトラップ係留系の回収
2023年6月28日 出港しました。
MR23-05Leg1は6/28 9:00に無事に清水から出港しました。今航はKEO、KEOS、PHSMOの各ステーションでの作業の後、パラオに寄港し、清水に再び戻るという航路になります。
今航ではさまざまな、観測が予定されていますが、ESS関係としては、KEO係留系の回収設置(本多)、大気組成観測(竹谷・関谷)、現場実験(松本・崔(研究生))による大気海洋物質循環のプロセス理解を中心に総勢5名が参画しております。各々の活動はこのブログでおいおい紹介してくれると信じています。
大気組成観測は出港後から、そのほかは出港翌日からすぐにKEOの作業が予定されているので、清水港では皆さん一生懸命準備に集中です。
今航はこのメンバー(写真参照)で、航海の状況をお伝えできればと思っています。
では、ヨロシクです!
(竹谷)