プレスリリース


プレスリリース

2009年02月10日
独立行政法人海洋研究開発機構

研究船を利用した研究成果発表会「Blue Earth’09」開催について

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、機構が保有する海洋研究船(「みらい」「なつしま」「かいよう」「よこすか」「かいれい」)及び有人潜水調査船「しんかい6500」等の深海調査システムを活用して得られた研究の成果発表を目的として「Blue Earth’09」を開催いたします。

「Blue Earth’09」は、研究分野の枠を越えた情報交換の場を提供するとともに、一般の方にも分かりやすく研究成果を伝え、海洋地球科学技術への理解を深めて頂くことを目的としております。

また、これら研究成果発表のほかに特別講演として、「真核生命誕生のしくみを解明し温暖化・砂漠化など気候変動に挑戦」−極限生物のゲノム・マス科学で−と題して、黒岩常祥氏(立教大学理学研究科・極限生命情報研究センター センター長、特任教授)による講演も予定しております。

1.開催日時: 平成21年3月12日(木)9:20〜18:10(9:00開場)
平成21年3月13日(金)9:30〜17:30(9:00開場)
2.開催場所: 立教大学 池袋キャンパス7号館(別紙1参照
3.入場料: 無料(事前登録不要)
4.主催: 独立行政法人海洋研究開発機構
5.共催: 立教大学
6.プログラム: 別紙2参照
7.特別講演: 別紙3参照
8.ホームページ: http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/maritec/rvod/blue_earth/2009/

別紙1

別紙2

別紙3

<特別講演についてのご案内>

演題:真核生命誕生のしくみを解明し温暖化・砂漠化など気候変動に挑戦
―極限生物のゲノム・マス科学で―

(講演者紹介)

黒岩 常祥 [くろいわ つねよし]

(立教大学理学研究科・極限生命情報研究センター センター長、特任教授)

1971年東京大学大学院理学系研究科植物学専攻博士課程修了。同年東京都立アイソトープ総合研究所入所後、岡山大学、岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所、東京大学勤務等を経て、2003年に立教大学教授となり、2007年より立教大学大学院特任教授となる。生物(細胞)の誕生、生存、未来の鍵を握る細胞内のエネルギー変換器官、「ミトコンドリアと葉緑体」の分裂増殖と遺伝のしくみの解明、及びこれらの研究推進の基盤となる真核生物のゲノムを世界ではじめて100%解読したことなどにより、米国植物科学会賞(バーンズ賞)、東レ科学技術賞、紫綬褒章などを受賞する。

お問い合わせ先:

(「Blue Earth’09」について)
海洋工学センター 研究船運航部
計画推進グループリーダー 内田 徹夫 TEL:046-867-9192
(報道担当)
経営企画室 報道室長
村田 範之 TEL:046-867-9193