2011年 10月 28日
独立行政法人海洋研究開発機構
独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、3月11日に発生した東日本大震災への対応として、所有する施設・設備を活用し、我が国の海洋分野の総合的な研究開発機関としての能力を最大限に発揮して緊急調査等を実施してまいりました。
この調査等の結果およびそれを踏まえた取り組みと、今後どのような形で当機構が社会に貢献できるのかについて、広く一般の方々に理解していただくことを目的に、下記のとおり、標記シンポジウムを開催いたしますのでお知らせします。
なお、本シンポジウムでの講演内容に関する取材につきましては、講演後にお願いします。
記
1.日時 | : | 平成23年11月20日(日)10:30〜17:30(開場 10:00) |
2.会場 | : | 秋葉原コンベンションホール(別紙1参照) 東京都千代田区外神田1−18−13 秋葉原ダイビル2F(JR秋葉原駅 徒歩1分) |
3.入場料 | : | 無料(事前登録は必要ありません。) |
4.プログラム | : | 別紙2参照 |
5.主催 | : | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
別紙1
別紙2
プログラム
時間 | 内容 | 講演者 |
---|---|---|
10:30-10:35 | 開会挨拶 | 海洋研究開発機構 理事長 加藤 康宏 |
10:35-10:40 | 来賓挨拶 | 文部科学省 |
第1部 〜海洋研究開発機構による東日本大震災緊急調査の概要〜 | ||
10:40-11:00 | 東日本大震災緊急調査について | 海洋研究開発機構 理事 平 朝彦 |
11:00-11:20 | 東日本大震災緊急調査における機構船舶等の運用について | 海洋研究開発機構 海洋工学センター運航管理部 部長 田代 省三 |
第2部 〜緊急調査内容とその結果〜 | ||
11:20-12:00 | 緊急調査から見えてきた巨大変動とその発生メカニズム | 海洋研究開発機構 地球内部ダイナミクス領域 海洋プレート活動研究プログラム プログラムディレクター 小平 秀一 |
12:00-13:10 | 昼食休憩・ポスターセッション | |
13:10-13:50 | 緊急調査から見えてきた深海底及び底層水における化学・生物環境擾乱とそのインパクト | 海洋研究開発機構 海洋・極限環境生物圏領域 深海・地殻内生物圏研究プログラム プログラムディレクター 高井 研 |
13:50-14:30 | 福島第一原子力発電所からの放射性物質の海洋での挙動 −「みらい」物質循環研究航海でわかったこと− |
海洋研究開発機構 地球環境変動領域 物質循環研究プログラム チームリーダー 本多 牧生 |
14:30-15:25 | 休憩・ポスターセッション | |
第3部 〜結果を踏まえた今後の取り組みと社会への貢献〜 | ||
15:25-16:05 | JAMSTECの地震津波減災研究の取り組み −研究推進と情報発信のあり方− |
海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクト プロジェクトリーダー 金田 義行 |
16:05-16:45 | 地震後の海洋生態系を観つづける −漁業復興への貢献と 深海生態系モニタリング− |
海洋研究開発機構 海洋・極限環境生物圏領域 海洋生物多様性研究プログラム チームリーダー 藤倉 克則 |
16:45-17:25 | 福島第一原子力発電所からの放射性物質の海洋拡散シミュレーション | 海洋研究開発機構 地球環境変動領域 短期気候変動応用予測研究プログラム プログラムディレクター 升本 順夫 |
17:25-17:30 | 閉会挨拶 | 海洋研究開発機構 理事 白山 義久 |