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2023年 4月 10日
国立大学法人信州大学
国立研究開発法人海洋研究開発機構

水で分解し資源再生するビニルポリマーによる
‘究極のプラスチック循環システム’開発に着手

国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」という。)の出口 茂 生命理工学センター長は、信州大学の髙坂 泰弘 准教授、長田 光正 准教授と共同で、国際科学技術財団の「平成記念研究助成」を受け、水で分解し資源再生するビニルポリマーを利用した新しいプラスチック循環システムの開発研究に着手します。

JAMSTEC生命理工学センター 新機能開拓研究グループでは、深海の極限環境や深海生物に固有の生存戦略に発想を得た「深海インスパイヤード化学」に関する研究開発を進めています。2016年から進めてきた信州大学グループとの共同研究では、深海に存在する熱水噴出孔周辺の物質循環を再現した水の急速加熱・急速冷却装置を用いて高速でプラスチックを合成する技術を開発しています。今回の計画では、これまでに培ってきた技術をプラスチックの「分解」に利用します。

詳細は、信州大学のサイトをご覧ください。

国立研究開発法人海洋研究開発機構
海洋科学技術戦略部 報道室
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