JAMSTECでは、毎年開催している全国児童「ハガキにかこう海洋の夢絵画コンテスト」の上位入賞者を、副賞として海洋調査船「なつしま」の体験乗船にご招待しています。
第9回のコンテストで上位入賞した子供たちに、深海で実験してみたいことを体験乗船前に募集したところ、たくさんの楽しいアイディアが集まりました。
そのアイディアを、実際に深海で無人探査機「ハイパードルフィン」を使って実験した結果を映像でご紹介します。
※映像は体験乗船とは別の航海で撮影されたものです。
沖縄本島北西にある南奄西海丘の水深700mほどの海底で深海生物にエサをあげる実験をしました。この海域は海底の火山活動が活発で、海底から熱水が吹き出しているところがあります。熱水の周辺には変わった生き物がたくさん生息しているのですが、そこに「ゴーヤ」、「かまぼこ」、「あじ」を置いたらどんな生き物が集まってくるでしょうか?
深海生物にエサをあげてみたい!(1分32秒)
南奄西海丘で撮影されたさまざまな生物をご紹介します。
シンカイヒバリガイやこの海域にしかいないエンセイエゾイバラガニなど、めずらしい生物が撮影されました。
深海の生き物が見たい!(1分17秒)
海は深くなると太陽の光が届かなくなり、暗くなっていきます。ハイパードルフィンが誇る高感度のハイビジョンカメラで、照明を使わずに色はどの深さまで撮影できるか実験しました。色によって見え方は違うのでしょうか?
色はどの深さまで見えるのかな?(1分18秒)
深海は深くなればなるほど水圧が高くなっていきます。ボールや卵、カップ麺の容器を深海に持っていくと、どのように変化するでしょうか?ドライアイスの変化にご注目ください。
ボール、卵、カップ麺の容器、ドライアイスを深海に持っていくとどうなる?(1分17秒)