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日本地球惑星科学連合2011年大会ハイライト論文に推薦されました

2011年5月22日(日)〜27日(金)に幕張メッセで、日本地球惑星科学連合2011年大会が開催されます。
日本地球惑星科学連合大会(Japan Geoscience Union (JPGU) MEETING)は日本の地球科学、惑星科学、宇宙科学に関連する48の学術協会が共同で開催する、地球惑星科学に関する日本最大のジョイントミーティングです。

この大会で発表される4,000件以上の論文のなかから、ハイライト論文として、JAMSTEC研究者が代表者となっている以下の論文が推薦されました。
ハイライト論文は、大会の発表のなかで、特に学術的・社会的に話題性の高いと思われる発表が、地球惑星科学連合企画(ユニオン)と、日本地球惑星科学連合の5つのサイエンスセクション(宇宙惑星科学、大気海洋・環境科学、地球人間圏科学、固体地球科学、地球生命科学)、その他、広領域の合わせて7つのカテゴリーごとにそれぞれ5件を目安に推薦されるものです。

タイトル: アミノ酸の窒素同位体比を用いた食物網解析:陸上生態系への応用
代表者: 力石嘉人(海洋・極限環境生物圏領域)
発表日: 2011年5月22日(日)
タイトル: 南極昭和基地への黒色炭素の長距離輸送と起源の推定
代表者: 須藤健吾(地球環境変動領域)
発表日: 2011年5月23日(月)
タイトル: MCS断面から探る房総沖地震活動に関する構造的特徴
代表者: 三浦誠一(地球内部ダイナミクス領域)
発表日: 2011年5月23日(月)
タイトル: 熊野灘沖付加体巨大分岐断層とプレート境界断層の表層まで伝搬した地震破壊
-IODP Exp316ちきゅうによる非破壊コア分析の成果-
代表者: 坂口有人(地球内部ダイナミクス領域)
発表日: 2011年5月24日(火)
関連プレスリリース
2011/04/28発表
波断層の活動痕を初めて発見
〜地球深部探査船「ちきゅう」による南海トラフ地震発生帯掘削計画の成果〜

※発表の聴講には当日参加登録(有料)が必要です。

JAMSTECでは、大会期間中、併設の展示会場においてブース出展もしております。最新の研究成果などをご紹介いたしますので、ぜひお立ち寄りください。