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東北地方太平洋沖地震震源海域に大きな亀裂を確認
(「しんかい6500」が撮影した海底の亀裂の映像)



2011年8月3日、JAMSTECの有人潜水調査船「しんかい6500」は東北地方太平洋沖地震の震源海域である、日本海溝水深5350mに潜航し、巨大地震の影響と思われる大きな亀裂を確認した。
潜航海域は、北緯39度07分、東経143度53分。
「しんかい6500」が撮影した海底の亀裂。亀裂は広範囲にわたり潜航中にそのすべての姿を確認しきることはできなかった。同地点は水深が5000mを超える大深度であることから、今後も「しんかい6500」や「かいこう7000-II」を用いて調査を進めていく予定だ。

亀裂の全景写真はこちら
(映像キャプチャをつなぎ合わせて作成)