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【アルゴ2020】
ボランティア船によるアルゴフロート観測へのご協力に感謝

2020年 12月 25日

海洋観測研究センター
全球海洋環境変動研究グループ
アルゴフロートの投入

JAMSTECのアルゴ観測は、2000年のアルゴフロート(以下フロート)展開開始から20年が経過し、累積1000台を超えるフロートの投入、200万以上の海洋内部の水温、塩分データを取得しています。その結果、数々の研究成果を挙げることができましたが、これは関係機関、高校・大学、民間企業の船舶によるフロートのボランティア投入協力なくては実現できなかったことです。

持続可能な開発目標(SDGs)へのアルゴ観測の貢献は大きなものであり、アルゴ計画への日本の貢献は国内外から期待されています。アルゴ計画の20周年を機として、各機関、船舶によるフロート投入への多大なるご尽力に改めて感謝の意を表したく、ささやかながら感謝状を贈呈させていただくことにいたしました。

今回は令和元年度にボランティア投入にご協力いただいた機関に贈呈し、来年以降も感謝状を贈呈していく予定です。

贈呈先(敬称略)

  • 青森県立八戸水産高等学校 実習船「青森丸」
  • 北海道教育庁 実習船「北鳳丸」
  • 独立行政法人海技教育機構 練習船「海王丸」
  • 日本郵船株式会社
  • 砕氷艦「しらせ」
  • 神奈川県立海洋科学高等学校 実習船「湘南丸」
  • 国立大学法人東京海洋大学 練習船「海鷹丸」
  • 一般財団法人 日本鯨類研究所 「第二勇新丸」
  • 海上自衛隊 海洋観測艦「わかさ」

2019年度のボランティア船によるフロートの投入点(○印)

投入地点の緯度経度と日付

表中の「WMO ID」をクリックすると、全世界のフロートデータを集めて公開している「アルゴ情報センター(Argo Information Center)」にジャンプして、現在のフロートの稼働状況をご覧いただけます。(英語)

WMO IDS/N投入日投入位置
(緯度)
投入位置
(経度)
船舶名
1290338986012019/9/1232.02179.97青森丸
2490298786022019/9/1332.00-175.06青森丸
3490298285312019/6/2638.28-177.74北鳳丸
4490298385322019/6/2945.31-177.10北鳳丸
5490298485302019/7/745.96-168.92北鳳丸
6590586085242019/5/114.80140.70海王丸
7490298585392019/8/945.72-159.13NYK_VEGA
8490298686072019/8/1143.47-146.99NYK_VEGA
9590587786122019/12/6-50.14109.98しらせ
10590587886132019/12/7-55.11110.06しらせ
11590586185272019/4/2919.59175.00湘南丸
12590586285282019/5/615.36179.81湘南丸
13290361785992019/10/1532.08173.90湘南丸
14490298886002019/10/2428.65-163.77湘南丸
15590588100342020/1/15-60.00110.00海鷹丸
167900881d000292020/1/27-63.00115.00海鷹丸
17590588286042020/1/30-59.50131.00海鷹丸
18190233809222020/1/4-40.2238.54第二勇新丸
19290361685382019/8/2833.27141.49わかさ

アルゴ計画の詳細については、下記サイトをご参照ください。

Argo JAMSTEC