20220729
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トピックス

JAMSTECの安全意識の向上とそれに基づいた行動について

令和4年7月29日
国立研究開発法人海洋研究開発機構
理事長 大和 裕幸

令和4年7月24日深夜、学術研究船「白鳳丸」船内において、乗船中の観測技術員が船内の階段から転落し、翌25日にお亡くなりになるという事故が発生しました。
故人にはこれまでの海洋研究に対する多大な貢献に感謝するとともに深く哀悼の意を表します。ご遺族には衷心よりお悔やみを申し上げます。

機構業務の遂行にあたっては、安全と健康の確保を最優先とし、本年4月1日に私から「安全衛生及び環境配慮に係る基本方針」を発出したところですが、安全な業務遂行のためには、役職員ならびに業務に係る一人ひとりの意識向上とそれに基づいた行動の徹底が必要であることを改めて強く認識いたしました。

そのため、7月25日付けで「役職員一人ひとりの安全意識の向上とそれに基づいた行動について」を所内周知いたしました。また、「安全衛生心得」の改正、船内階段の昇降時における注意喚起のための掲示、船内設備の安全の確認、乗船中の安全行動の徹底などを指示いたしました。これらの取り組みにとどまらず、引き続き、安全確保に向けた検討を行い、必要に応じて追加の取組を実施していく所存です。

JAMSTEC一同、本件を重く受け止め、より一層の安全確保に努め、役職員一丸となり研究開発活動を推進してまいります。

(別添)「安全衛生及び環境配慮に係る基本方針」
https://www.jamstec.go.jp/j/about/safety_policy/