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独立行政法人海洋研究開発機構の東日本大震災への対応について

2011年4月1日

海洋研究開発機構は、3月11日に発生しました東日本大震災さらには福島第一原子力発電所事故への対応として、我が国を代表する海洋研究機関としての研究能力や施設・設備を最大限に活用して緊急調査等への協力を積極的に実施しています。

主な内容としては、

  • 今回の史上最大規模の巨大地震の発生過程を明らかにするとともに、余震やそれに伴う津波等今後の地震活動の推移と地震・津波発生の詳細なメカニズムを解明するため、大学や関係機関等と協力し、東北地方太平洋沖地震に関する緊急調査を実施しています。
  • 国が実施している福島第一原子力発電所周辺海域のモニタリング調査等に関しましても、海洋研究機関としての研究能力や船舶、研究設備等を活用した協力を行い、必要な情報を提供しています。
  • ひっ迫する電力供給状況に対する節電への協力のため、機構全体で省電力、省エネ化等の徹底に努めています。

今後とも、このような未曾有の事態に対し、機構の有する研究能力や船舶、研究設備等を最大限に活用し、社会からの要請に応えるべく、役職員一丸となって努力して参ります。