
2011年2月17日発表
二酸化窒素濃度 の観測 はまかせて!
新しい装置 の誕生 !
人間の生活によって、大気はつねによごされています。そのよごれの1つに、二酸化窒素というものがあります。二酸化窒素は工場や家庭、自動車などから

図1:大気汚染
今回研究者は、その二酸化窒素の濃度を観測する装置を開発して、
研究者は、「新装置で


二酸化窒素は、赤茶色をした気体や
けれども二酸化窒素は


これまでの装置では、観測できる二酸化窒素の最低濃度は1ppbvでした。新装置では、その10分の1である0.1ppbvでも観測できるように改良しました(図2)。言いかえると、

図2:新装置「MAX-DOAS」
さらに、これまでの装置では、設置したその場所を観測するのですが、新装置では設置場所から十数km先を観測することで、低い濃度でも観測できるようにしました。
研究者はこの新装置を使って、空気がきれいな沖縄県で観測をしました(図3)。

図3:観測場所


新装置が観測した2007年4月から2008年4月までのデータを

図4:観測の結果
性能はバッチリ!これを使えば、長い期間しっかり観測できます。


研究者は、「新装置で様々な場所を観測して、汚染対策に役立てたい」と話します。
大気汚染は、その