Leg2 
2022年1月2日
2022年1月1日
2021年12月31日
大晦日。回航中の船内では平成最後の紅白歌合戦を放映中。生「ユーミン」、トリは「サザンオールスターズ」。この年の紅白は「嵐」の引退もあり印象的なものであった。
“なんだかんだ”言いながら、ほぼ毎年家族といっしょに紅白を視聴(娘は裏番組の「ガキ使」が観たいようだが…)。自分にとって思い出深い紅白は、朝ドラ「あまちゃん」があった年のもの。震災のために上京できなかったアイドル志望の橋本愛が遂に東京へ、そして突然紅白に登場、というドラマ出演者達による「寸劇」が行われ、ドラマ中のヒット曲「潮騒のメロディー」を薬師丸ひろ子と小泉今日子が歌った。「あまちゃん」ファンだった自分は涙ぐむほど感動した。
もう一つ印象的なものはまだ娘が小さかった頃のもの。アゲアゲダンスで若者に人気のあったDJ Ozmmaが歌っている最中、突然大勢の女性ダンサーが一斉に服を脱いでトップレスに!実際はTシャツを着ていたのだが、まさに放送事故もの。カメラは切り替えられず、司会者も絶句。自分は娘が見ないようにテレビの前に立ち塞がったのを覚えている。
本多 牧生
2021年12月30日
2021年12月28日
2021年12月27日
同室の浦上ちゃんが表層海水室から居室まで(2階分の階段のぼります)背負子を使って約20 kgの海水を運んでいる私の姿を見ると、、、
「本を持っていたら二宮金次郎みたい!」と言いました。
そんな彼女は二宮金次郎になりたいと言い、手伝ってくれました。ありがとう(笑)
時々、なんか変なものを背負っているのは私です。不審者と思わず温かい目で見守ってください。この背負子で筋トレをしている毎日です。いい汗がかけます。ジムがありますが、普段運動をしていない私にとってはこれで十分です。
時化が多く揺れもすごいので、今後も怪我をしないように気を付けて頑張ります!
田中さき(金沢大学大学院自然科学研究科)
2021年12月26日
やっと船内を迷子にならずにウロウロできるようになった最近、私は基本的にセミドライラボで松本さんのお手伝いをしています。毎日大量の海水を濾過して、フィルターを処理して、洗い物をして、、、最近やっと慣れてきました。中でも濾過後のフィルター処理は手強かったです。最初は上手く出来ずモヤモヤしていましたが、何とか様になったのではないでしょうか。
フィルターがこんなにも小さくなると、何とも愛おしいですね。
今色々やっている実験からどういう結果が出てくるのか、最後まで見届けられないのは残念ですが、松本さんが喜ぶような結果が出ることを期待しています。
そして、私は油島さんの影響で鳥と哺乳類に詳しくなりました。そろそろコアホウドリとクロアシアホウドリ以外の鳥が見たいです。
野村美帆(神戸大学 海事科学研究科)
2021年12月25日
2021年12月24日 「みらい」にも来てくれたよ、サンタさん
2021年12月24日 今年のクリスマスの贈り物
2021年12月23日 その2
2021年12月23日 その1
2021年12月22日
We are back on the MIRAI! After the MR21-01 cruise, it’s our second time in 2021 already. Coming back, all looks and smells so familiar. The mixture of metal, oil, the exhaust from the engine, the smell of food, and the ocean.
On the first cruise, we brought a customized EM27/SUN Fourier Transform Infrared Spectrometer to test its performance for measuring column-averaged mixing ratios of CO2, CH4, and CO. Our aim is to set up this instrument permanently on cargo ships. We want to provide a continuous ground-based dataset for satellite validation over open ocean areas.
This time, we brought the updated EM27/SUN setup. And in addition, we also brought a CRDS (Picarro G2401) system which measures the same species as the EM27/SUN setup, but at sea-level. Thanks to Tohjima-san and Miyakawa-san, the CRDS system was already installed before Leg1 of this cruise. Luckily, it keeps running without any problems.
The EM27/SUN installation is more challenging. The challenge started with the loading. How to bring a 90 kg box onto the navigation deck without crane? Solution: disassembling everything into small pieces and hoping for (at least partly) non-rainy weather. Kitamura-san and the crew gave us their helping hands. Thanks for the great woman-/ manpower!
And then the exiting moment. Power on…Are all cables connected correctly? …. Juchuuu, the box is working! We mastered the first challenge of this journey successfully.
From now on, we keep wishing for clear sky and sunny conditions. However, it seems as if the clouds and the big radar of the MIRAI like to play tricks on us and try their best to cast a shadow on our box….
Let’s see who wins….
Astrid Mueller
2021年12月21日
みらいにはジュースの自販機が設置されていて、暑い南の航海では結構お世話になります。このこと自体はブログネタとして紹介済みだと思いますが、今航の船内webの一番最初に「○ァ○○ シャインマスカット味を数量限定で販売中です。」と言うお知らせを見つけ、さっそく買いに走りました。実は最近、最寄りのスーパーマーケットにシャインマスカットなるものを数回見かけ、その度に「マスカットと何が違うの?」とつぶやき、気になっていたところです。購入すると、見た目はこんな感じ。「ボトルちっちゃ」(内容量410 mL)とかるく悪態をつきながらキャップを開けたところ、爽やかな甘い香りがして、期待感が爆あがり。で、飲んでみた感想は、すごーく美味しいブドウの味でした。。。実はシャイン未経験者で、普通のマスカットも10年以上食べてません。きっとシャインのマスカットの味なんでしょう。でも本当に美味しかったので、飲んでない人にはおすすめです。ちなみに翌日はドクター○ッ○ーを美味しくいただきました。
名古屋大 三野義尚
2021年12月20日 その2
2021年12月20日 その1
2021年12月19日
昨日はえらい目に遭いました。
出航後、初乗船の私は時化の洗礼を受け早速ダウン。「みらいは大きいから揺れない」という誰かの言葉を鵜呑みにし、出航前にアネロン(酔い止め薬)を飲まなかったことをひどく後悔。何度飲んでも出ていくアネロンに4度挑み、全敗。死にかけていたところで中嶋さんから漢方の酔い止め薬をいただき、なんとか黙って寝ていられる状態まで回復して1日を終えました。
そして今日、昨日とは打って変わって元気に1日を過ごすことができました。昨日の私はなんだったのでしょうか。そして酔っていない状態での同級生たちとの集団生活は楽しいものですね。
漢方薬をくださった中嶋さん、1日お世話してくれた田中、飴をくれたり気にかけて声をかけたりしてくださった方々、本当にありがとうございました。
明後日から有孔虫たくさん拾うぞ〜〜今日の学び「アネロンは酔ってから飲んでも遅い」
金沢大学大学院自然科学研究科 浦上美沙樹
2021年12月18日
Leg1
2021年11月27日
2021年11月26日
2021年11月24日 最後の試練
調査もあと数日となった今日ですが,昨日に引き続き,大時化に見舞われております.一時船内は歩けないほど揺れていました.最後の試練です.波は7mほどあり,予定していた渦の観測点でのネット調査は中止に...そんな中,北大の目視チームは本日もなんとか目視観測を行いました.
時化は一向におさまる気配がありませんが,正面から叩きつける波で上がる飛沫はとても迫力があります.
この大波の中,漂流ゴミを見つけ出すのはとても大変でしたが,発泡スチロールやペットボトルなどの浮かぶものはいくつか発見できました.しかし鯨類は本日も発見ならず...明日こそ発見したいです!
今日は雲はそれほど多くなく,時々虹を見ることができました.虹に向かって進むみらいの写真です.海上で見る虹は,ビルや木に遮られることなく全体が綺麗に見えていいですね.
小川萌日香(北海道大学)
2021年11月23日
ここまで良い海況が続いてきました。すんなり観測を終えて4日後の清水入港を迎えることが出来るのかと思いきや、そうは問屋が卸さないようです。最後の渦観測点で大時化です。計14点のXCTD観測は出来ましたが、5測点で予定していたネット曳網・MOF(多目的小型観測フロート)投入等の観測は、夜中に少し風・波がおさまったタイミングで渦中央部においてのみ実施出来ました。お天気にはあらがえませんので致し方ない、Leg2で再訪したときの楽しみに取っておきましょう。観測海域を離脱して清水へ向かうも、向かい風で速力が上がりません。
本航海には「初めて船に乗った」という学生さんが二人参加していますが、普通にご飯を食べていましたね。外洋域での観測活動に適性があるようです。
喜多村 稔
2021年11月22日
2021年11月21日
本航海は途中で一度時化に遭い、観測点を1点飛ばしましたが、その後は良い天気が続いています。乗船者それぞれの日頃の行いが良かったようです。この航海ブログのシリーズでは、時化の話題は人気があるそうですが、本航海ではそういった定番ネタをご提供できないかも。でもそっちの方が良いのです。
今日は飛ばしていた1測点を再訪し、これでLeg1において計画していた15測点での観測を行うことが出来ました。それぞれの作業にも慣れてきて余計な時間がかからなくなったこともあり、時間的な余裕が出来ています。そこで、Leg2で詳しく観測する予定の低気圧性中規模渦に向かい、事前調査を行うこととします。そこでは3台目のMOF(多目的小型観測フロート)を投入し、Leg2で我々が再訪するまでの間、お留守番観測をしていてもらおうと思っています。
喜多村 稔
2021年11月20日
2021年11月19日
2021年11月18日
現在北海道大学に所属し,海洋プラスチックの研究を行っている博士1年の小川萌日香です.普段は北海道沿岸で鯨類や海洋ゴミの目視観測,プラスチック採取のための採水調査を行っています.
本日も私たち北大チームは日の出1時間後から日没1時間前まで鯨類と大型漂流ゴミの目視観測を行いました.北緯25〜30度くらいまであまり見られなかった漂流ゴミも,北上するに連れてだんだんと増えてきました.沿岸海域と比べると,漁具などの大型のゴミが目立つかな?という気がします.今日だけで181のゴミが観察され,漁具もいくつか見られました.本航海に参加する前は,外洋はそこまでゴミは多くないだろうと思っていましたが,想像以上にたくさんのゴミが観察されて日々驚いています.
ゴミばかりでなかなかクジラが現れないなあ...と思っていたその時,正面2kmほど先にブローを発見!今回は背鰭も見えるほど近距離での発見でした.
その後船の真横500mくらいまできて,近くで観察することができました.写真で確認できるのは1個体ですが,観察されたのは2頭のマッコウクジラです.親子でしょうか?
最近の発見はマッコウクジラばかりですが,海に浮かぶ大きな体とブローは何度見ても飽きません.(他のヒゲクジラも見たいなあという気持ちが少しだけあります笑 )
1日8時間と長時間の目視観測ですが,鯨類が観察されると時間は一瞬に感じられます
本調査も残すところ約1週間となりました.残りの調査期間も探鯨頑張ります!
小川萌日香(北海道大学)
2021年11月17日
私は臨時研究補助員として乗船し、観測や研究の補助をしています。その中でも、日課のようにほぼ毎日行っている作業の一つが表層海水のろ過です。海水がそのまま流れてくる水道の先にろ過器を取り付け、毎日フィルターのセットや交換を行います。こうして得られたサンプルを陸に持ち帰って処理し、海水中のマイクロプラスチックなどを分析するそうです。とても単調な作業に思えますが、船のいる場所によってろ過後のフィルターの詰まり具合や色、引っかかっているモノにはっきりとした違いがあり、毎日新たな発見が得られます。
他にも、初乗船の私にとっては船内での生活や作業、研究者の方々のお話など全てが新鮮で、みなさんにお世話になりながら充実した日々を過ごさせていただいています。
ライラ笑太(琉球大学)
2021年11月16日
11月13日の続編をお届けします。
船上で約80リットルの海水を濃縮した樹脂は陸上の実験室に持ち帰り、その中に含まれる放射性セシウムを測定します。
先にお話したように放射性セシウムは時間経過とともに減少しますが、これは放射性セシウムが他の物質に変化することによって起こります(これを放射壊変といいます)。放射性セシウムが変化するときに放出されるエネルギーの強さを計測することで、その総量を求めます。樹脂のなかに含まれる放射性セシウムは僅かですので、長い時間測定しなければなりません(最長で2週間程度)。長い測定中には、放射性セシウムからの信号だけでなく、その他の物質からの信号も計測されてしまいます(これを妨害物質といいます)。そのなかでも、宇宙から地球上に届く宇宙線は代表的な妨害物質です。写真は、金沢大学低レベル放射能実験施設の尾小屋地下測定室の入口の様子です。この入口から数百メートル進んだ地下135メートルに、放射性セシウムを計測するための装置が置かれています。
この地下実験室では、宇宙線の影響がほとんどありません。さらに測定装置を鉛ブロックで覆うことで、わずかな宇宙線の影響も取り除いています。鉛ブロックは宇宙線を遮ってくれますが、それ自身にも測定を妨げる放射性物質が含まれています。
実は、この尾小屋地下測定室で使われている鉛ブロックは、金沢城で使われてた古い鉛瓦を再利用しています。そのため、その中に含まれる放射性物質は非常に少なく、理想的な遮蔽体となっています。このような「静かな」環境で、海水中に含まれる微量の放射性セシウム濃度は測定されています。
JAMSTEC 熊本雄一郎
2021年11月15日
本研究では、動物プランクトン中の放射性セシウム濃度に関しても測定を行う予定です。そこで、海水中の放射性セシウム濃度を測定する観測点において、動物プランクトン採集も実施しました。福島第一原発事故から10年がたち、動物プランクトン中の放射性セシウム濃度も低下していると予想されるため、プランクトン試料は沢山集める必要があります。本航海では、網口の直径が1.6m、ネットの長さが8mのORIネットを使って夜間に採集を行いました。
2時間の曳網の後にネットをデッキに引き上げてみると、なんと深海性のサメが採集されていました。詳しい方に聞いたところ、ダルマザメとのことです。このサメによりネットが2ヶ所破られており、補修が必要でした・・・
(喜多村稔)
2021年11月14日
研究船「みらい」に乗っていると、普段は見れない景色や、不思議な生き物に出会うこともあります。今日は観測中にキレイな虹が出てきました。船は周囲がすべて海なので、どの方角に虹が出ても見つけられます。
普段はなかなか気づかない地球の息吹を感じながら、「みらい」は今日も観測を続けています。
渡健介
(JAMSTEC 研究プラットフォーム運用開発部門技術開発部(MarE3)/合同会社オフショアテクノロジーズ)
2021年11月13日
2011年に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、原子炉内の放射性物質が北太平洋に放出されました。放射性物質は、時間の経過とともに減少する性質があります。しかし放射性セシウムと呼ばれる放射性物質は比較的ゆっくりとしか減少しませんので、事故由来の放射性セシウムは事故から10年以上を経過した現在でも北太平洋に残っています。この航海では福島第一原発から約2000㎞離れた北太平洋の外洋域で海水を採取して、その中に含まれている事故起源放射性セシウムの濃度を測定します。それによって、過去10年間に放射性セシウムがどのように北太平洋に広がってきたのかを明らかにします。
残っているとは言っても、北太平洋外洋域の海水中放射性セシウムは極めて低濃度です(1ミリベクレル/リットル以下)。そのため、約80リットルの海水の中の放射性セシウムを特殊な樹脂に吸着濃縮させます。写真は、80リットルの海水をポンプを使ってゆっくりと樹脂の入った小さなチューブの中を通過させている様子です。白いタンク中に溜めている通過した海水は、船上で捨てます。チューブに入った樹脂(約1グラム)だけを陸上の実験室に持ち帰り、その中に吸着濃縮された放射性セシウムを測定します。
JAMSTEC 熊本雄一郎
2021年11月12日
Air temperature is getting higher as we gradually sailing to the south, every morning I could feel the heat wave permeating the door between the navigation deck and upper bridge. Honestly, it needs a little bit of courage to go outdoors but think of the exciting moment to meet some marine mammals at sea, believe me, you will get enough energy to conduct the visual survey.
After searching for hours, a blow was observed, which is a sign of whales!
From the blow shape and the bodies above waters we recognized they were Sperm Whales. At first, we thought there were only two individuals, surprisingly, three were found when we checked the photos! While we searching around, another blow was observed on the horizon. Four sperm whales were observed in a total. It’s nice to meet the species we have seen before in the northern waters. Although they are the only observations we found in a day, having one is better than nothing~
Thanks to the officers on MIRAI as they help to adjust the direction and ship speed so that we could get closer and confirm the species in a proper distance. Conducting a visual survey, especially under the midday sun, without any shades on the upper bridge made me sunburned… Strong wind at the sea easily made people ignore the ultraviolet radiation and tomorrow it’s necessary to find a better way to prevent us from the sunburned or sunstroke.
Good luck to those researchers who are conducting the in-situ observations at station :)
Tomorrow hope we could meet some marine mammals at sea~李 何萍(北海道大学)
2021年11月11日
MR21-06航海では南北の観測ラインを計6本設定しています。本日、北緯25度の測点に到着し、1本目の測線観測を終了しました。途中で時化て測点3をスキップしていますが、帰りがけに拾って帰れるでしょう。測点間の航走時には、日中は鯨類および大型漂流ゴミの目視観測をしています。目視観測の1人は、清水出航からここまでウミガメを2回見たとのこと。
良いな〜
長いこと船に乗っていますが、航海時にウミガメを見たことはありません。一度、見てみたいものです。ただ、「みらい」にはウミガメに出会うと凶というジンクスがあるとか(海洋地球研究船「みらい」とっておきの空と海、幻冬舎)。柏〇さ〜ん、トラブルをウミガメのせいにするなんてひどいぢゃないですか。
(喜多村 稔)
2021年11月10日
2021年11月9日
本日は本航海初の時化に見舞われた日となりました。ピーク時の波高は5 mを越え、予定されていたSt. 3での観測がスキップとなる中で、初乗船の私には様々な試練がありました。まずはやはり船酔いです。乗船から1週間が経ち、通常時の船の揺動ではびくともしなくなってきましたがこれには耐えられず・・・。
そんな中、NORPACネットを用いて採集した新鮮な浮遊性有孔虫を拾い出さなければならない使命 (私の乗船課題) があったため、船酔いと闘いながらも揺れ動く顕微鏡下のプランクトン達と必死に戯れていました。次の試練は揺動による机上物の落下です。ここまでとは思っていなかったため、放置していた物たちがあれやこれやと転げ落ちそうに (水の入ったビーカー等)。ここは首席研究者の喜多村さんに手助け頂き、未然に防ぐことができました。
今回、初めての乗船かつ単独の身で乗り込んでいるため、他研究者、乗組員の方々には本当に助けていただきました。まだまだ航海は続きますので、後悔の無いように存分に経験を積みたいと思います。
橋本佑哉(金沢大学大学院自然科学研究科自然システム学専攻)
2021年11月8日
現場ろ過器を投入。これは海中の粒子を吸い込んでフィルターに集めることが出来る装置。耐圧性能5000mのデュアルフィルターヴァージョン(フィルターが2つつけられるってこと)。
今回の使用目的は、海中に漂う超微小なマイクロプラスチックを採取すること。ターゲットは1.5マイクロメートル以上。小さなプラ粒子は空気中にもいっぱいあるから、コンタミがないように入念にフィルターのセットアップをする(正直かなり面…)。海中に投入後、タイマーが作動してポンプが始動、海中の粒子を吸い込み始める。1−2時間で〜1000リットルろ過できるから、採水器で水を船上に持ち帰ってろ過するよりずっと効率がいい。
ところで耐圧5000mだけど今回何メートルまで下ろしましたかって?初回なので今回は5mです….
中嶋亮太
2021年11月7日
2021年11月6日
航海最初の観測はMOF(多目的小型観測フロート)による自動観測です。緑とピンクのMOFは、JAMSTECが開発した独自の観測機器です。
海の中で 潜ったり浮かんだりを繰り返しながら、自動で塩分、水温、深度を測って、データを送ってくれます。今回は海の渦の真ん中でMOFを投入。頑張って観測してくれることを祈りつつ、みらいは次の観測点に向かいます。
渡
(JAMSTEC 研究プラットフォーム運用開発部門技術開発部(MarE3)/合同会社オフショアテクノロジーズ)
2021年11月5日
乗船直前、ホテルに隔離中のある日、運動不足を痛感してスクワットなど少々。そんなにハードに行った訳ではないのですが、膝が痛くなりました・・・。実は機材積込の日はちょっと痛かったの。出航して2日、やっと治りました。長く船に乗っていると色々なことがあります。
慣れないことはやめよう
喜多村