気候変動リスク情報創生プログラム

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気候変動リスク情報
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開催報告


  文部科学省委託事業「気候変動リスク情報創生プログラム」の第5回公開シンポジウムを下記のとおり開催しました。

  文部科学省委託事業「気候変動リスク情報創生プログラム」は、気候変動予測の不確実性を低減するとともに、気候変動リスクの特定や生起確率を評価する技術、気候変動リスクの影響を多角的に評価する技術に関する研究等を推進し、気候変動によって生じる多様なリスクのマネジメントに資する基盤的情報の創出を目的として研究開発を進めてまいりました。
  本プログラムの最終年度にあたる今回のシンポジウムでは、「気候変動のリスクを知る~ここまでわかったリスク情報~」と題し、昨年度各テーマが連携して構築した「地球温暖化対策に資するアンサンブル気候予測データベース(d4PDF)」についての説明を、『温暖化により将来台風や豪雨がどうなるのかがわかる、世界でも類のない大規模データセット』と題し、冒頭で詳細な講演を行いました。
  その後 『今後の防災・減災に気候変動予測はどのように活かされるか(テーマD)』、『世界的な気候変動予測の情報から地域的な気候の変化をどのようにして求めるのか(テーマC)』、『温暖化抑制目標達成のためには、どれだけCO2排出を減らすべきか(テーマB)』、『いま起きている気候変動を解明し、将来を予測する―気候変動対策の基本情報を提供(テーマA)』として、全研究領域テーマもそれぞれ領域代表者が講演を行い、研究内容について、これまでの研究を通じて得られた最新の知見を交えながらお伝えしました。講演中は休憩を挟んで前半と後半の2度の質疑応答の時間も持たれ、参加者からの質問が多数寄せられ、闊達な応答が行われました。

プログラムページの講演タイトルをクリックするとその講演資料(一部要旨)がご覧になれます。)

参加者総数:280名


公開シンポ会場写真