「地域サイエンスシンポジウムinおおふなと」開催報告
掲載日:2016年06月15日



- 日時 :
- 2016年5月29日(日)
- 会場 :
- 大船渡市民文化会館リアスホール(岩手県大船渡市)
- 対応者 :
- 海洋研究開発機構(土田、弘松、野中)
次代を担う科学技術人材の育成に向けたイベントとして、子どもたちに先端科学に触れる機会を提供する「地域サイエンスシンポジウム」が開催されました。
シンポジウムでは,三陸をフィールドとした「海洋研究成果の展示」コーナーにおいて、東北マリンサイエンス拠点形成事業(TEAMS)の調査・研究活動の紹介を行いました。
また,展示会場では、ROV「クラムボン」のコントロールユニットや、調査航海によって得られた三陸沖の生物サンプル標本の展示、調査観測データを公開しているデータベースサイト「TEAMSデータ案内所『リアス』」の紹介を行いました。ROV「クラムボン」のデモンストレーションでは、コントロールユニットに表示されるROVの深度などのナビゲーション情報に興味を示される方が多く見られました。また、生物の標本サンプルの展示では、“生きているの?”“どこで採ったの?”というような質問をたくさんいただきました。映像コーナーとして、「TEAMS動画ギャラリー」を用いて海底観察やサンプル採集時の様子、生き物の多様な行動が記録された動画の紹介も併せて行いました。このサイトには,大変珍しい動画が多数登録されていますが、中でも「イカとアナゴの対決シーン」の動画を見られた方々は特にその映像の凄さに驚かれていました。
(by M.H)
※イベントの詳細はこちらからご覧ください。