平成29年度公開シンポジウム「温暖化対策を
気候モデルでどう理解するか」

開催報告

 文部科学省委託事業「統合的気候モデル高度化研究プログラム」の平成29年度公開シンポジウムを下記のとおり開催しました。

 当プログラムでは、気候変動予測の研究を一層推進し、その成果を社会実装するため、気候変動メカニズムの解明や気候変動予測モデルの高度化等に取り組んでいます。国内外において温暖化対策の必要性が高まる中、将来を見通し、実効的な対策を進めるためには、最先端の科学技術を駆使した気候変動予測の研究が極めて重要です。
今回のシンポジウムでは、プログラム全体のご説明を行った後、「温暖化対策の基盤となる気候モデルの情報」「気候変動対応策から見た気候モデル研究進展の価値」「気候予測の不確実性を理解する」「地球システムモデルで炭素排出と気候変化の関係を理解する」の4つの講演を通じて、気候変動対策の一つである緩和策を考える上で気候モデルに期待される役割を様々な視点からご紹介しました。講演後の総括及び質疑応答の時間には、参加者からの質問を受けて闊達な応答が行われました。

(講演資料はプログラムページからダウンロードいただけます)

参加者総数:245名

開催概要

 文部科学省委託事業「統合的気候モデル高度化研究プログラム」は、近年の気候変動研究に対するニーズの高まりに応じるために、我が国の様々な大学、研究機関等の英知を結集した統合的な研究体制をプログラム内に組み込みながら、国内外に資する気候変動に関する科学的課題の解明や高度化された気候変動予測データセットの整備を、気候モデルという全ての気候変動予測研究の基盤を高度化させることからアプローチを始めることを目指して、今年度から新たに開始しました。
本シンポジウムでは、気候変動予測やハザード予測などの温暖化対策の基盤となる気候モデルについて、プログラム外の視点も交えながらご説明します。

日時 平成30年3月8日(木)13:00〜16:40(開場12:30)
会場 一橋大学 一橋講堂
主催 文部科学省
参加費 無料 事前登録制

 

お知らせ

  • 2018.03.26

    開催報告を掲載しました。

  • 2018.03.06

    ウェブでの参加登録を終了しました。当日席のご用意がございますので、ご参加いただける方は直接会場までお越しください。

  • 2018.03.02

    プログラムページにシンポジウムの講演資料を掲載しました。

 

会場のご案内

〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋 2-1-2 学術総合センター内

一橋大学 一橋講堂

 

アクセス アクセスマップ

  • 東京メトロ半蔵門 線、 都営三田線、 都営新宿線 神保町駅(A8 ・ A9 出口) 徒歩 4 分
  • 東京メトロ東西線 竹橋駅 (1b 出口)  徒歩 4 分

会場で使用できる無線LAN

会場では以下のサービスがご利用いただけます。(登録状況や利用料については、ご所属機関や各キャリアまで直接ご確認ください)

 

ポスター・チラシ

問い合わせ

統合プログラム公開シンポジウム事務局((株)勁草書房内)
電話 03-3814-7112
email