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地球深部探査船「ちきゅう」からの油流出について

2012年7月26日

昨日(7月25日)八戸海上保安部より発表のありました件について以下のとおりご報告します。

(発生状況)

  • 7月25日午前6時30分頃、八戸港に接岸中の同船において船上に搭載している暴噴防止装置(BOP)の運搬機から作動油が約300リットル甲板上に流出した。
  • 流出した油について、乗組員による回収、除去作業を実施したところ、除去し切れなかった一部(最大15リットル)が急な大雨による雨水と一緒に海上に流出した。

(漏出原因)

  • BOPの運搬機の油圧パイプを固定するボルトが腐食により脱落したため。

(対応状況)

  • 八戸海上保安部の防除作業により現在海上の油膜は消滅している。

(今後の掘削計画への影響)

  • 当該部については、短期間で修理が可能なため、今後の掘削計画に影響はない。