新「地球シミュレータ」の稼働開始について
2021年3月1日
JAMSTECは、2020年10月から導入を進めていた新しいスーパーコンピュータシステム「地球シミュレータ」(※1)の運用を本日より開始いたします。新しい「地球シミュレータ」は、アクセラレータを組み合わせたマルチアーキテクチャ型スーパーコンピュータで、米AMD社製CPUをベースに、日本電気株式会社製SX-Aurora TSUBASAや米NVIDIA社製GPU A100といったアクセラレータを組み合わせることで、従来研究のさらなる発展とAI研究など新規研究課題実施の両立を目指しています。
(新しい「地球シミュレータ」の技術情報はこちら)
新しい「地球シミュレータ」の筐体デザインは、海洋地球科学への探求のイメージを、海中から太陽を見上げた時の視点により表現しました。大胆に描いた海全体に海洋生物などを微細に配置するデザインとし、地球シミュレータがマクロとミクロの両面から新しい知見を導き出していくことを期待したデザインとなっています。
なお、「地球シミュレータ」の外部の方々への供用を目的とした公募課題の募集は近日中に開始いたします。