2023年4月21日
この度、国立研究開発法人海洋研究開発機構SIP海洋統括プロジェクトチーム海洋玄武岩CCS基礎調査研究プロジェクト長および研究プラットフォーム運用部門掘削計画支援室調査役の稲垣史生上席研究員がフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞を受賞しました。
フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞は、1978年にドイツ連邦共和国政府によって設立された全ての分野の日本人研究者を対象とする最も権威のある賞とされ、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団により授与されます。日本とドイツ連邦共和国における文化および社会のよりよい相互理解に特別に貢献し、学問上すぐれた業績をあげた日本の研究者に授与されます。本年のシーボルト賞の選定にあたっては、学術研究における同氏の卓越した業績のみならず、さまざまな共同研究プロジェクトを通じた日独両国の学術交流に対する貢献も評価されました。授賞式は、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団の年次総会と併せて、6月29日にベルリンのベルビュー宮殿で執り行われ、ドイツ連邦共和国のシュタインマイヤー大統領から授与される予定です。
稲垣史生上席研究員