1. TOP
  2. ニュースルーム
  3. JAMSTEC専門家がユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)西太平洋地域小委員会(WESTPAC)国際会議に出席

JAMSTEC専門家がユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)西太平洋地域小委員会(WESTPAC)国際会議に出席

2024.05.10

2024年4月22日~25日にタイ・バンコクにおいて、第2回「国連海洋科学の10年」地域会議および第11回ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)西太平洋地域小委員会(WESTPAC)国際海洋科学会議が、タイ国政府およびIOC/WESTPACの共催で開催され、40か国以上から約1200名が参加しました。

開会セレモニーでは、タイ国政府副首相らとともに、WESTPAC議長として安藤健太郎 地球環境部門(RIGC)専門部長(西太平洋国際研究担当)、IOC議長として道田豊 特任参事(東京大学総長特使(国連海洋科学の10年担当))が登壇し、それぞれ歓迎と開会のスピーチを行いました。

本会議では、25の科学セッション、13の「国連海洋科学の10年」アクションに係るワークショップ、12の「国連海洋科学の10年」アクション・インキュベーターが開催されました。JAMSTECからは、RIGC、付加価値情報創生部門(VAiG)、国際協力課のメンバーが出席し、黒潮、海洋予測、海洋熱波、海洋プラスチック、海洋若手専門家等に関するセッションやワークショップ、インキュベーターの取りまとめ、発表、議論への活発な参加を通じて、西太平洋地域における海洋の優先課題に関する最新の知識共有や、「国連海洋科学の10年」枠組みで推進されているプログラムやプロジェクトの進捗状況の確認、さらに「国連海洋科学の10年」の新たなアクションに結び付けるべくアイデアの共有及び検討を行いました。

引き続きJAMSTECは、IOC/WESTPACへの参加を通じて、海洋科学における国際協力を推進してまいります。

安藤 IOC/WESTPAC議長による歓迎挨拶(©IOC-WESTPAC)

道田IOC議長による開会挨拶(©IOC-WESTPAC)

国連海洋科学の10年ビジョン2030に関するタウンホールセッションにおけるBeheraアプリケーションラボ(APL)所長による発表