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2012年2月20日発表
「地震 ・津波観測監視 システム」(DONET )を新たに設置!
南海地震に備 える!
地震がくると、震源や震度、津波が心配になりますね。今回とり上げる南海地震は、紀伊半島の紀伊水道沖から四国南方沖を
![南海地震の震源域](img/fig1.jpg)
図1:南海地震の震源域
南海地震に備え、ジャムステックは他機関と協力して、地震活動や津波発生などをリアルタイムでとらえる「地震・津波観測監視システム」(DONET)を震源域に
![南海地震ってどうやって発生するの?](img/q_and_a_01.jpg)
![ゆがんだユーラシアプレートがはね上がることで発生します](img/q_and_a_02.jpg)
四国沖の海底では、フィリピン海プレートのしずみこみによってユーラシアプレートがひきこまれ、ゆがみがためられています(図2)。そのゆがみが
![南海地震発生のメカニズム](img/fig2.jpg)
図2:南海地震発生のメカニズム
![迅速に地震活動や津波発生をとらえ情報発信するシステムって何?](img/q_and_a_03.jpg)
![「地震・津波観測監視システム」(DONET)です!](img/q_and_a_04.jpg)
DONETは、
観測データは海底ケーブルを伝って陸上局へ送られ、ジャムステックなどに
![DONET](img/fig3.jpg)
図3:DONET
これまでに、東南海地震の震源域(
![新DONETはどこに設置するの?](img/q_and_a_05.jpg)
![紀伊水道沖の海底です!](img/q_and_a_06.jpg)
観測装置を設置するのは、紀伊水道沖約190qまでの約30カ所です(図4)。水深は1,000〜3,500m。観測装置をつなぐ海底ケーブルの全長は約350qにわたります。電力供給や観測データを送る陸上局は、徳島県海部郡海陽町 まぜのおか、高知県室戸市 室戸市立室戸東中学校に建設する予定です。
![DONETの設置位置(変更する可能性が有ります)](img/fig4.jpg)
図4:DONETの設置位置(変更する可能性が有ります)
![DONETはどう役立つの?](img/q_and_a_07.jpg)
![地震や津波による被害の減少が期待されます](img/q_and_a_08.jpg)
紀伊水道沖に設置するDONETにより、南海地震の緊急地震速報・
地震は防ぐことはできません。しかし、その被害を