表面電離型質量分析計TRITONで同位体比を測定中。高温のフィラメントの上で試料をイオン化します。
サンゴから化学分離されたホウ素を同位体比測定用にフィラメント(幅2mm弱)に塗ったところ。
二重収束型多重検出ICP質量分析計。中心部は一万度のアルゴンプラズマで、この中に霧化した目的元素の入った溶液を導入して分析します。
病院などでも使用されているX線CTスキャナでコアの内部構造を測定します。
微量元素分析に必要な前処理を行っています。
ICP質量分析計を用いてコアに含まれるアンチモン同位体比を分析する様子。
実験室では日々地道な作業をしています。こうした実験がいずれ大きな成果に結びつきます。
断層の摩擦溶融実験のスナップショット。断層が高速ですべると、断層面は発熱し、場合によっては溶岩のように溶けてしまいます。
イタリアアルプスの地震断層の研磨片(試料提供:イタリア・パドバ大学 DiToro博士提供)。
摩擦試験装置を開発。この装置を使って地下深部の複雑な地震断層滑り運動を再現する実験を行っています。
2008.5.12発生した中国汶川地震(Ms 8.0; Mw 7.9)の主断層。
中国汶川地震による地滑り(山の崩壊)。
中国汶川地震で破壊された建物。5階建ての建物の1階部分は完全に潰れています。
WFSDの実験室において,中国の共同研究者に実験手順の説明を説明する研究者。
インドネシア東ジャワ島熱水泥噴出現場での泥採取の様子
台湾チェルンプ断層掘削コア試料を観察する様子(国立台湾大学内にて)
デンマークの白亜紀-第三紀境界層。生物大量絶滅時に地球に何が起きていたかを明らかにする研究を行っています。
「ちきゅう」デッキで掘削開始点を指示する主席研究員。場所の選定は掘削の成否を決める緊張の瞬間です。
コアから微生物学研究用試料を採取する研究者
コアから硫化水素などの有毒ガスが発生する場合、安全のためガスマスクを付けて作業を行います。
赤外線カメラで見たコア。真ん中に見える温度の低い部分はメタンハイドレートの存在を示しています。
コアのなかにちりばめられたメタンハイドレート。この中からどんな微生物が見つかるのか、楽しみです。
無機粒子の中で緑色に光る微生物細胞。細胞内部のDNAを蛍光試薬で染色し、顕微鏡で観察。色の違いで微生物を見分けることができます。
「ちきゅう」船内で行われた科学成果報告会。ドリリングスタッフも研究者の話に興味津々です。