調査で活躍する機器たち!

  • クラムボンへ移動
  • 新青丸へ移動

クラムボン

小型無人探査機「クラムボン」は、東日本大震災によって流されたガレキがどのように分解されていくのかを観察したり、海底にたくさん寄り集まる生物の観察や採取などを行うための調査観測機器です。

この名前は、岩手県出身である宮沢賢治の短編童話「やまなし」の中で、蟹の子供たちの会話に出てくる「クラムボン」に由来して名付けられました。

クラムボンの正体は不明ですが、恐らく水中にいるものであること、また、泡ではないかとする説などがあり、読者の想像力をかき立てるものです。同様に想像の尽きない未知なる深海の様子を、この小型無人探査機で調査観測していきます。

大きさ:1200(L)x800(W)x700(H)mm
														重さ:約210kg
														搭載機器:
														ハイビジョンカメラ
														マニピュレータ
														スラープガン(生物吸引装置)
														CTD/DO(塩分、水温、圧力計、溶存酸素の測定器)

新青丸

東北海洋生態系調査研究船「新青丸」は、東日本大震災の地震・津波の影響で海洋環境が劇的に変化した東北沖の漁場復興に、大学等に蓄積された科学的知見を有効に活用するため、復興支援のネットワークとして構築された「東北マリンサイエンス拠点形成事業」に必要な船舶として建造されました。

ページの先頭に戻る