気候は今 どうなっている? どうなっていく?:IPCC最新報告書を読み解く

プログラム

2021.9.1.資料を掲載しました。
2021.9.2.講演1の資料を一部修正しました。(12:30更新)
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13:00

開会

 

開会挨拶

文部科学省

全体説明 資料 動画

住 明正 プログラム・ディレクター
文部科学省技術参与/
東京大学未来ビジョン研究センター 特任教授

13:20

講演1 資料 動画
IPCC AR6 の概要 ―AR5以降、なにが分かったか―

渡部 雅浩
東京大学大気海洋研究所 教授

13:45

講演2 資料 動画
海や森の二酸化炭素吸収と、気候変動緩和策とのつながり

河宮 未知生
海洋研究開発機構(JAMSTEC)
環境変動予測研究センター センター長

14:10

講演3 資料 動画
全球スケールの気候変動と人類活動の影響
―IPCC AR6 にまとめられた知見―

小坂 優
東京大学先端科学技術研究センター 准教授

14:35

休憩

 

14:55

講演4 資料 動画
予測情報の地域への適用に向けて

高薮 出
気象業務支援センター研究推進部 第1研究推進室長/
気象庁気象研究所 気候・環境研究部 第1研究室 主任研究官

15:20

講演5 資料 動画
極端な風水害の将来変化
―IPCC AR6と統合プログラムでの知見―

森 信人
京都大学防災研究所 副所長・教授

15:45

質疑応答

 動画

[ファシリテーター]
木本 昌秀 プログラム・オフィサー
文部科学省技術参与/国立環境研究所 理事長

16:15

閉会挨拶

原澤 英夫 プログラム・オフィサー
文部科学省技術参与

16:30

閉会

 

※プログラムの内容・終了時刻等は変更になることがあります。

 

講演者プロフィール

講演1「IPCC AR6 の概要―AR5 以降、なにが分かったか―」

渡部 雅浩
東京大学大気海洋研究所 教授
プロフィール:
1971年神奈川県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。ハワイ大学客員研究員、北海道大学准教授、東京大学気候システム研究センター准教授を経て現職。統合プログラム領域テーマA「全球規模の気候変動予測と基盤的モデル開発」代表。IPCC第6次評価報告書では第7章の執筆者を務めた。専門は気候モデリング、気候力学。著書に「絵でわかる地球温暖化」(講談社)等。

 

講演2「海や森の二酸化炭素吸収と、気候変動緩和策とのつながり」

河宮 未知生
海洋研究開発機構(JAMSTEC)環境変動予測研究センター センター長
プロフィール:
1969年名古屋市生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。東京大学気候システム研究センター研究員、独キール海洋学研究所研究員などを経て現職。「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)データタスクグループ(TG-Data)メンバー、IPCC第48-52回総会日本代表団メンバーなどとしてIPCCの活動に関わる。専門は地球システムモデリング、海洋物理学。著書に「シミュレート・ジ・アース」(ベレ出版)等。

 

講演3「全球スケールの気候変動と人類活動の影響―IPCC AR6 にまとめられた知見―」

小坂 優
東京大学先端科学技術研究センター 准教授
プロフィール:
1978年富山県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科研究員、ハワイ大学博士研究員、カリフォルニア大学スクリプス海洋研究所プロジェクトサイエンティスト等を経て現職。IPCC第6次評価報告書(第1作業部会)では第3章の執筆者等を務めた。WCRP CLIVAR太平洋領域パネル委員。専門は気候力学、異常気象。

 

講演4「予測情報の地域への適用に向けて」

高薮 出
気象業務支援センター研究推進部 第1研究推進室長/
気象庁気象研究所 気候・環境研究部 第1研究室 主任研究官
プロフィール:
1959年仙台市生まれ。東京大学大学院理学系研究科地球物理学第一種博士課程単位取得の上退学。気象庁入庁。気象研究所研究官から、研究総務官を経て現職。統合プログラムテーマC「統合的気候変動予測」領域テーマ代表。IPCC第6次評価報告書ではWG1の第10章主要執筆者を務めた。専門は力学的ダウンスケーリングの活用に向けての評価。理学博士。

 

講演5「極端な風水害の将来変化―IPCC AR6と統合プログラムでの知見―」

森 信人
京都大学防災研究所 副所長・教授
プロフィール:
1969年岐阜県生まれ。岐阜大学工学研究科博士課程修了。博士(工学)。電力中央研究所主任研究員、大阪市立大学講師、京都大学防災研究所准教授を経て現職。統合プログラム領域テーマD「統合的ハザード予測,サブ課題i極端なハザードの強度と頻度の長期評価」代表。IPCC第6次評価報告書では日本政府査読者を務めた。世界気象機関Expert Team on Coastal and Emergency Responseメンバー,専門は沿岸災害の評価。