目的
観測と数値実験を通して、海大陸域の気象・気候システムのマルチスケールな現象の理解と予測技術の向上を図り、さらに全球に与える影響についても理解を得ることを目指します。
キャンペーン期間
フェーズ1: 2017年7月 〜 2019年7月 2020年2月
フェーズ2: 2020年3月 〜
* ... この間に定常観測の他、複数の集中観測を実施します。いくつかの集中観測の実施時期変更に伴い、キャンペーン期間が当初予定より延長しました。 フェーズ2では、フェーズ1で築いたネットワークの活用と知見のフィードバックを行います。
フェーズ2: 2020年3月 〜
* ... この間に定常観測の他、複数の集中観測を実施します。いくつかの集中観測の実施時期変更に伴い、キャンペーン期間が当初予定より延長しました。 フェーズ2では、フェーズ1で築いたネットワークの活用と知見のフィードバックを行います。
5つの研究テーマ
1) 大気対流現象(日変化、MJO、モンスーンなど)
2) 海洋表層特性及び大気?海洋相互作用
3) 成層圏?対流圏相互作用
4) エアロゾル
5) 数値モデルによる予測技術の向上
5つの主要活動
1) データ共有
キャンペーン期間の2年に渡り、現場観測や人工衛星のデータ、さらには数値モデルの結果について収集し、公開します。 |
2年間の間にいくつかの集中観測を実施し、過去にない特別なデータを取得します。 |
多数参加する数値モデル同士の比較実験や観測データの導入により、最新の数値モデルのもつ誤差や精度を定量的に評価し、改善に役立てます。 |
キャンペーンを通してどれだけ予測技術が向上したかを示します。また特定の現象については予測のための最適化を図り、実用化に役立てます。 |
得られた成果は積極的に情報を公開します。また次世代の研究者や技術者、天気予報官などの技量向上に貢献します。 |
科学運営委員会
共同議長
Chidong Zhang (NOAA/PMEL) Kunio Yoneyama (JAMSTEC) |
Edvin Aldrian (BBPT, Indonesia) Olivia Cabrera (University of the Philippines) Andreas Fink (Karlsruhe Institute of Technology) Hans Huang (Meteorological Service Singapore) Adiran Matthews (University of East Anglia) Chung-Hsiung Sui (National Taiwan University) Fredolin Tangang (The National University of Malaysia) Matthew Wheeler (Australian Bureau of Meteorology) Weidong Yu (First Institute of Oceanography, China) |
実行助言委員会
海大陸域の参加国から選任(1ヶ国から最大2名)
観測網 (海大陸域の現業機関による定常観測 + 計画中の新規展開)
高層気象観測網
レーダー網
米国NASAが展開するエアロゾル観測網 (Brent Holben氏 及び Judd Welton氏 提供)