2012年 7月 27日
独立行政法人海洋研究開発機構
独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)は、地球シミュレータを活用したこれまでの研究成果と今後の展望について、広く皆様に理解していただくことを目的に下記の通りシンポジウムを開催します。
地球シミュレータは、2002年3月に、地球温暖化を始めとする気候変動の解析・将来予測、地震や地球内部変動の解明などの人類的課題に挑戦できる「世界最速水準のスーパーコンピュータ」として運用を開始され、10年が経過しました。今回は10年間の成果と未来への貢献として、地球シミュレータがもたらした温暖化予測や地震動・津波のシミュレーションの成果やシミュレーション科学の新たな可能性について報告及び紹介をいたします。
1. | 日時 | : | 1日目 平成24年8月23日(木)13:00〜17:10(12:00開場) テーマ:地球シミュレータ誕生10周年 そして未来へ 2日目 平成24年8月24日(金)10:00〜17:30(9:30開場) テーマ:地球シミュレータ利用研究 この10年の成果 そして未来への貢献 |
2. | 会場 | : | 1日目 秋葉原コンベンションホール(別紙1参照) 千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2F(定員300名) 2日目 海洋研究開発機構 横浜研究所 三好記念講堂(定員180名) 神奈川県横浜市金沢区昭和町3173-25 |
3. | 主催 | : | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
4. | 後援 | : | 文部科学省 |
5. | プログラム | : | 別紙2参照 |
6. | 申込 | : | 一般の方は、ウェブでお申込みいただくか、郵送でお申込み下さい。 ・ウェブ:http://www.jamstec.go.jp/esc/sympo2012/ ・郵送の場合の申し込み先: 〒236-0001 神奈川県横浜市金沢区昭和町3173-25 海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター シンポジウム係宛 電 話:045-778-5861、FAX: 045-778-5491 報道関係の方については、会場スペースの関係上、事前に参加者数、テレビカメラの有無等について、別途お知らせください。 |
別紙 1
会場付近の地図
【シンポジウム1日目】
秋葉原コンベンションホール
JR「秋葉原駅」より徒歩1分
【シンポジウム2日目】
独立行政法人海洋研究開発機構 横浜研究所 三好記念講堂
JR根岸線「新杉田駅」より徒歩15分
京浜急行本線「杉田駅」より徒歩20分
横浜新都市交通金沢シーサイドライン「南部市場駅」より徒歩15分
別紙 2
第10回 地球シミュレータシンポジウム(1日目)プログラム
〜地球シミュレータ誕生10周年 そして未来〜
1.日時 | : | 平成24年8月23日(木)13:00〜17:10(12:00開場) |
2.場所 | : | 秋葉原コンベンションホール 千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2F |
時間 | 進行 |
---|---|
12:00 | 開場 受付開始 |
13:00-13:05 | 開会の辞 |
平 朝彦 (海洋研究開発機構 理事長) | |
13:05-13:10 | 来賓挨拶 |
(文部科学省) | |
13:10-14:10 | 特別講演 :スーパーコンピュータの歩み −地球シミュレータから京へ、そしてその先へ− |
小柳 義夫 (神戸大学大学院 システム情報学研究科 特命教授) | |
14:10-15:00 | 講演1:地球シミュレータがもたらした温暖化予測シミュレーションの発展 |
河宮 未知生 (海洋研究開発機構 地球環境変動領域 地球温暖化予測研究プログラム 地球システム統合モデリング研究チームリーダー) | |
15:00-15:20 | 休憩 |
15:20-16:10 | 講演2:地震動と津波のシミュレーションの発展 −地球シミュレータとともに− |
古村 孝志 (東京大学大学院 情報学環 総合防災情報研究センター/東京大学地震研究所 教授) | |
16:10-17:00 | 講演3:シミュレーション科学の新たな可能性 |
高橋 桂子 (海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター シミュレーション高度化研究開発プログラムディレクター) | |
17:00-17:10 | 閉会の辞 |
渡邉 國彦 (海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター長) |
第10回 地球シミュレータシンポジウム(2日目)プログラム
〜地球シミュレータ利用研究 この10年の成果 そして未来への貢献〜
1.日時 | : | 平成24年8月24日(金)10:00〜17:30(09:30開場) |
2.場所 | : |
海洋研究開発機構 横浜研究所 三好記念講堂 神奈川県横浜市金沢区昭和町3173-25 |
時間 | 進行 |
---|---|
9:30 | 開場 受付開始 |
10:00-10:05 | 開会の辞 |
堀田 平 (海洋研究開発機構 理事) | |
10:05-10:45 | 講演1:超高分解能大気・海洋シミュレーション −これまでやってきたことと将来展望− |
大淵 済 (海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター シミュレーション応用研究開発プログラム 地球流体シミュレーション研究グループリーダー) | |
10:45-11:25 | 講演2:高解像度GCMとRCMによる極端気象現象の将来変化予測 |
鬼頭 昭雄 (気象庁気象研究所 気候研究部長) | |
11:25-12:05 | 講演3:全球雲解像モデルによる熱帯雲擾乱研究 |
佐藤 正樹 (海洋研究開発機構 地球環境変動領域 次世代モデル研究プログラム 全球雲解像モデリング研究チームリーダー) | |
12:05-12:45 | 講演4:気候変動予測の不確実性とそのコミュニケーション |
江守 正多 (国立環境研究所 地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室長) | 12:45-13:40 | 昼食 |
13:40-14:20 | 講演5:全球を伝播する地震波のシミュレーションについて |
坪井 誠司 (海洋研究開発機構 地球情報研究センター データ技術開発運用部長) | |
14:20-15:00 | 講演6:金属コアの対流と地磁気変動 |
櫻庭 中 (東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 助教) | |
15:00-15:20 | 休憩 |
15:20-16:00 | 講演7:地球シミュレータの大規模シミュレーションを活用したナノ炭素の新奇物性・構造の発見とそれらの応用性について |
手島 正吾 (高度情報科学技術研究機構神戸センター 利用支援部 主任研究員) | |
16:00-16:40 | 講演8:テラヘルツ発振超伝導素子に関する大規模シミュレーション |
飯塚 幹夫 (高度情報科学技術研究機構 計算科学技術部長) | |
16:40-17:20 | 講演9:地球シミュレータの開発・運用と今後の展望 |
板倉 憲一 (海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター 情報システム部 基盤システムグループリーダー) | |
17:20-17:30 | 閉会の辞 |
渡邉 國彦 (海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター長) | |
17:45-19:30 | 懇親会(ゲストハウス) |