2015年度「GODAC」施設一般公開報告
2015年11月21日（土）、沖縄県名護市にある国際海洋環境情報センター（GODAC）で、「学ぼう! うみとちきゅうの不思議」をテーマに、施設一般公開を開催いたしました。1155名の方が来場されました。
一般公開では、今年も、館内の一角に“東北マリンサイエンス拠点形成事業（TEAMS）紹介”コーナーを設け、展示パネルや調査機器、カキやホヤなどの東北地方で獲れる海産物の標本などを配置し、事業の役割及び、実施されている調査の実例と、それらの調査結果から得られる水産業への効果について紹介しました。
普段見ることのない調査機器や標本に来場者は興味津々で、中でもバイオトラッキングシステム（生物の行動観察をする装置）で使用している小型音響ピンガ（発信機）を生物に打ち込む装置や、採水器の仕組みに関心を示す方が多く、熱心に説明を聞いている様子が見受けられました。 その他、TEAMSの調査で取得した映像を配信している「TEAMS動画ギャラリー」を用いて、三陸沖の海底の様子や海洋生物をご覧いただきました。TEAMSの活動や、東北の海の現状を理解していただくよい機会となりました。
（by M.K）
