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JAMSTECニュース

日本海洋生物地理情報連携センター(J-OBIS)のウェブサイトが公開されました

2015年7月1日

国際連合教育科学文化機関(UNESCO)・政府間海洋学委員会(IOC)の国際海洋データ・情報交換システム(IODE)は、グローバルスケールで海洋生物の分布情報を集約・解析するデータベースOBIS(Ocean Biogeographic Information System)を運用しています。

JAMSTECは、これまで日本海洋データセンターと協力しながらOBISの日本拠点を担い、日本の研究から生み出される海洋生物の分布情報を集約し、JAMSTECが運用するBiological Information System for Marine Life(BISMaL)やOBISを通じて公開してきました。2015年1月19日には、IODEの連携データユニット(Associate Data Unit: ADU)として承認され、JAMSTECはOBISの日本拠点としてより一層重要な役割を担うことになりました。

これまでOBIS日本ノード(Japan Regional OBIS Node: J-RON)として活動してきましたが、4月1日より日本海洋生物地理情報連携センター(Japan Ocean Biogeographic Information System Center: J-OBIS)と名称を改め、沖縄の名護にある国際海洋環境情報センター(GODAC)内に事務局を設置しました。これに伴い本日、J-RON のウェブサイトをリニューアルし、J-OBISのウェブサイトとして公開しましたのでご案内いたします。

J-OBISは今後も国内外の関係機関と連携を取りつつ、日本の海洋生物研究から生み出される情報をJAMSTECが運用するBISMaLやOBISを通じて公開していきます。

参考リンク