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井町主任研究員らの論文がサイエンス誌2019 breakthrough of the yearに選出

2019年12月20日

超先鋭研究開発部門 超先鋭研究プログラムの井町寛之主任研究員らがプレプリントサーバーbioRxivに公開した論文がScience誌が選ぶ2019年ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー(=2019年における最も革新的であった科学ニュース10件) の1つに選ばれました。

<井町主任研究員コメント>
今回、私たちのプレプリントがサイエンス誌2019 breakthrough of the yearのトップ10に選ばれたこと、大変光栄に思います。
本成果は、12年の試行錯誤を経て、真核生物に最も近いアーキアという微生物の培養に成功したという内容であり、私たち人間を含む真核生物誕生の謎に迫るものです。
現在論文投稿中につき、詳細はまた改めてご説明しますので今しばらくお待ちいただければと思います。


アーキアのイメージCG
真核生物に最も近いと考えられるアーキアという微生物の想像図。
中心の青い球体が、今回培養に成功した微生物。
周囲のオレンジ色はその他の微生物。