2009年6月28日
MR09-01 地球の磁場を計る
Leg3乗船研究者:乗船観測技術員
SORA2009は、主要な観測を終え、日本へ帰る途中です。しかし航行しながらの連続観測は続けられています。その1つである、プロトン磁力計について紹介します。その名の通り地球磁場の強さを計測するための装置で、海の中に投入して観測します。写真は、海中に投入する前の準備をしている様子です。

ケーブルドラムの下にある黒い円筒部分がセンサーです。海の中で姿勢が安定するように羽根を取り付けています。センサーを海に投入したところです。

船体からの磁気の影響を避けるため、この後ケーブルを繰り出して、500m離して曳航しながら観測します。誰の目にも触れることなく地道に計測しています。
