予備プラン

Expedition 358 実施行程

  • BOP海底設置
  • 超深度掘削
  • プレート境界断層の採取
  • サンプル解析
◆2019/3/29 <お知らせ>

2018年10月7日より実施しております国際深海科学掘削計画(IODP)第358次研究航海の終了予定について、プレス発表を行いましたのでお知らせします。
詳しくは、http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20190329/

◆2019/3/1 <お知らせ>

現在行っている国際深海科学掘削計画(IODP)第358次研究航海について、C0002地点での掘削の終了と今後の予定に関するプレス発表を行いましたのでお知らせします。
詳しくは、http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20190301/

◆2019/2/8 <お知らせ>

いつも「ちきゅう」を応援していただき、誠にありがとうございます。現在も「ちきゅう」は南海トラフでの超深度掘削を続けておりますが、この度、目標としていたプレート境界断層への到達は不可能である見込みとなりましたので、お知らせします。
国内外の研究者及び技術者と議論を重ね、プレート境界断層へ到達する最善の方策を採用し、掘削を行なってまいりましたが、掘削地点の地質構造は予測していた以上に掘削が困難なものでした。「ちきゅう」は、これまでに海底下3,262.5mに到達しています(科学掘削として世界最深)。船上では、地層の物性データや地質試料の分析などによって、巨大地震の発生メカニズムについての研究が続けられています。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。

◆2018/12/3 科学掘削における掘削深度記録(海底下3,058.5m)を更新!

Expedition 358 概要

南海トラフの巨大地震発生メカニズムを解明のために、2007年から11年かけて実施された科学掘削も、ついにこの秋、2018年10月から始まるIODP第358次研究航海で集大成を迎える。これまでの11年で、地球深部探査船「ちきゅう」は、南海トラフにおいて15地点68孔を掘削し、総掘削長は約34kmに及ぶ。
IODP第358次研究航海において掘削するC0002地点は、過去3回の掘削航海(IODP第326次、第338次および第348次研究航海)で段階的に掘削し、現在、海底下3,058.5mに到達。今回の航海では、巨大地震を引き起こすプレート境界断層があると予測される海底下5,200m付近まで掘削し、地震発生メカニズムの理解に必要な様々なデータと地質試料を採取する。このオペレーションは、前人未到の超深度掘削であることに加え、付加体という崩れやすい地質条件や、黒潮、台風、寒冷前線が到来しやすい環境下にあるため、地震発生帯への到達はそう容易なことではない。地球深部探査船「ちきゅう」に乗船する研究者や乗組員をはじめ、陸上で支援する人、すべての関係者が一丸となって全力で、プレート境界断層への到達、メカニズムの解明に挑む。
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