
世界トップの超微量分析
市販の安定同位体比質量分析計を改良し、従来の100分の1以下のサンプル量で炭素・窒素・硫黄安定同位体比の高感度な測定が可能になりました。

炭素=20nmol、窒素=6nmol、硫黄=5nmolで測定可能
直径0.5mmにも満たないごく小さな隕石試料でも、また動物プランクトン1匹でも、その中に含まれる炭素・窒素・硫黄安定同位体比の正確な測定が可能となります。

高感度で正確な測定を
微量用に改良された同位体比質量分析計でも測定すると、窒素(N2として分析)も炭素(CO2として分析)も非常に大きなピークになります。

改造用キット販売中
100分の1は難しいですが、従来の10分の1程度の高感度までは「改造用キット」の利用で可能になります。
詳しくは、こちら((有)光信理化学製作所)。
関連特許
小川 奈々子, 大河内 直彦 「元素分析用前処理装置及び元素分析装置」 特許第5396245号
小川 奈々子, 大河内 直彦, 永田 俊 「元素分析用前処理装置」 特許第4967141号
関連リンク
お問い合わせ
海洋機能利用部門 生物地球化学センター 生元素動態研究グループ
グループリーダー 小川 奈々子 nanaogawa_AT_jamstec.go.jp ( _AT_ を@に)