
12.20.2024
Day: 106
Location: At C0019
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朝9時半頃、「ちきゅう」が清水港に着岸し、106日間のJTRACK航海が無事に終了しました。研究者たちは、各チームの協力のもと目標をほぼ100%達成したので、あとは陸上での分析・研究作業にバトンタッチです。岸壁では多くの方々に温かく出迎えていただき、花束の贈呈なども行われるなど笑顔あふれる帰港になりました。

12.19.2024
Day: 105
Location: At C0019
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午後になって「ちきゅう」が清水港の沖合に到着し、携帯電話の電波が入るようになって研究者たちが浮足立つ傍ら、船内では明日の朝からの入港準備に向けて準備が進んでいます。一方で、卓球大会の決勝が行われ、優勝者に盛大な拍手が送られました!
写真: 右 > 優勝者は中央の人物

12.18.2024
Day: 104
Location: At C0019
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「ちきゅう」は清水港に向け航走を続けており、久しぶりに陸が見えるようになりました。研究者からは「陸地だーーー!!!人の営みが見えるーーー!!!」と感動の声も上がっていますが、co-chiefたちは引き続き、オフィスに引きこもってレポートの確認作業中です。ひっそりと予選リーグが行われていた卓球大会は、決勝戦が明日に決まりました!

12.17.2024
Day: 103
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「ちきゅう」は海底に設置していた定点保持に使う音響機器の回収を終え、清水港に向けて航走を開始しました。船上と陸上で平日毎朝行っていたミーティングも JTRACK の全作業が完了したことからこの日が最終回。通常はco-chiefだけが出席していますが、今回はサプライズで乗船研究者が全員出席し、陸上にいる航海関係者への感謝がたくさん伝えられました。近づく別れを惜しんでハグする研究者の姿があるなど、航海の終了に向けていよいよカウントダウン開始です。
写真: 右 > 熱いハグ!

12.16.2024
Day: 102
Location: At C0019
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船上ではレポート執筆の追い込みが始まりました。担当分のレポート執筆がまだの研究者はラボにこもって必死に対応していますが、執筆を終えた研究者は晴れやかな表情で船内を闊歩しています。一方でレポートのレビューをするco-chiefは、提出されるレポートが増えてくるとタスクがどんどん積み上がります。みんな、コーヒーを飲んで頑張っています!

12.15.2024
Day: 101
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航海101日目。再トライで温度計設置に成功しました!写真で握手しているのはJFASTで温度計設置をした時のメンバー!12年越しの熱い握手です!
(写真上左:JFAST当時、写真上右:JTRACK)
ふと空を見ると、デリックに虹がかかっていて、祝福してくれているようでした。この後、パイプなどの機材を船上に回収し、全フェーズ完了です。

12.14.2024
Day: 100
Location: At C0019
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温度計設置作業は順調に進んでいます。研究者はJTRACK をまとめるワークショップを開催。これまでコア処理やレポート執筆に追われていましたが、ようやくデータの考察や分野横断的な議論をする余裕が出てきたようです。とても良い雰囲気で活発な議論が行われました。

12.13.2024
Day: 99
Location: At C0019
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センサーとケーシングを船上に引き上げ、状況をみんなで確認。原因が分かったので対策し、センサーにも影響が無いこともチェック出来たので、再度設置作業を開始しました。

12.12.2024
Day: 98
Location: At C0019
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いよいよJTRACK航海最後の大仕事、温度計付きロープの降下準備が整ったところでパチリ!慎重に温度計を下ろしていましたが、途中で降下できなくなってしまいました。事前の長さ調整の際は全て通過できていたのにとても不思議です。原因を確認するため、一度回収することになりました。ロープだけに、なかなか一筋縄にはいきません。

12.11.2024
Day: 97
Location: At C0019
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「ちきゅう」は組み立てたケーシングを降下し、温度計を設置する掘削孔のウェルヘッド(孔口装置)にリエントリー。水中カメラの映像を研究者も見守っていました。一方で、食堂がクリスマス仕様に!!司厨スタッフが仕事の合間に飾りつけてくれたようで、盛沢山のデコレーションで華やかです!

12.10.2024
Day: 96
Location: At C0019
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「ちきゅう」では、引き続き、孔内に設置するケーシングを組み立てるとともに、温度計付きロープの長さを調節中です。ラボでは研究者たちがレポートの内容について熱い議論を交わしています。

12.09.2024
Day: 95
Location: At C0019
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「ちきゅう」は揚管を終え、掘削した孔内に設置するケーシングの組立て作業を進めています。このケーシング内に温度計が設置されます。ラボ作業はひと段落しましたが、研究者たちはそれぞれレポートの〆切と闘っている様子。昨日からのあられに続き、海上には竜巻がいくつか発生しています。まるで空も海を掘削しているようです。

12.08.2024
Day: 94
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「ちきゅう」は目標深度(海底下925m)まで掘削を完了。このあと孔内に温度計を設置するのための準備に入ります。
船上では12月生まれの研究者をケーキを囲んでお祝いしました。お誕生日おめでとうございます。9月に清水港を出港した時には炎天下でしたが、船上には雪あられが降り始めました。

12.07.2024
Day: 93
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy

「ちきゅう」は順調に掘進中!
船上からは航海中最後のライブ中継イベントを実施。
全国各地の科学館でもパブリックビューイングを開催し、多くの方へ船上の様子をお伝えすることができました。ご視聴いただいた方々、各会場で一緒に応援いただいた皆さん、ありがとうございました。

12.06.2024
Day: 92
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「ちきゅう」は温度計設置のための掘削を開始。ラボでは、JTRACK最後のサンプリングパーティが行われました。
写真: 右 > 最後のサンプリング前にハードロックなポーズで記念撮影

12.05.2024
Day: 91
Location: At C0019
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「ちきゅう」は JTRACK 最後のミッション、フェーズ4を開始します。このオペレーションでは、新しく掘削する孔内に1000分の1度の精度で観測できる温度計を128個配置し、地層内の流体の移動を長期にわたって観測する予定です。

12.04.2024
Day: 90
Location: At C0019
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ウェルヘッド(坑口装置)の降下準備を完了しました。これは海底の掘削孔の入口部分に設置し、この後に孔内に入れる長期孔内温度計測システムを固定・保持するための装置です。
今回のJTRACKウェルヘッドに刻まれたメッセージは「未来へつなぐ」と、12年前に実施されたJFASTにて多大なる貢献をいただいた「故Caseyさんへの感謝のメッセージ」です。

12.03.2024
Day: 89
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy



コアリング編成の揚管を完了しました。回収したコアビットのカッターには相当なダメージがあり、海底下の硬岩層との壮絶な戦いを思わせます。コアビットさん、頑張ってくれてありがとう..!作業がひと段落し、研究者達はヘリデッキで夕日を楽しんでいます。

12.02.2024
Day: 88
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy



「ちきゅう」はJTRACKのコアリングを完了しました。正真正銘、現行 IODP最後のコアサンプルと皆で記念撮影をしました。今回の掘削孔で回収できたコアは、どれも高品質だったとのこと。一方でムードメーカーだった情報発信担当者が下船したので、船内は少し寂しげのようです。
写真: 右 > 美しいコアサンプルたち
写真: 下 > ヘリで下船する情報発信担当者たち

12.01.2024
Day: 87
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy


コアリングを開始しました。今回のターゲットの1つであり、初めての回収となるチャート層・玄武岩層を含む非常に質のよいコアサンプルに研究者達は大興奮!11年間続いた現行のIODP最後のコアリングの記念に撮影!オペレーションジオロジストも美しいコアを見てテンション高めのようです。


11.30.2024
Day: 86
Location: At C0019
-- Weather: rainy


揚管を完了し、次の作業であるコアリングにむけ準備中です。
写真: 右 > 特に疲労の蓄積する区間のドリルパイプ接続部分にクラックなどがないかの確認作業の様子

11.29.2024
Day: 85
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudyLightning

「ちきゅう」には居住区画とラボ区画を繋ぐ廊下に、謎の小部屋があります。実はこれは、ラボ内の空気が居住区に流れないようにする工夫で、小部屋だけではなく、ラボ内は居住区と比較して気圧が低くなっています。

11.28.2024
Day: 84
Location: At C0019
-- Weather: Lightning


ここ数日、荒天が続いています。荒天時は安全のため事前に船上エレベーターが使用禁止になり、写真のように立ち入り禁止のパーテーションも設置されます。よく見ると空には雷も。。!「ちきゅう」は気象海象が回復、揚管が完了次第、コアリング編成を降下予定です。

11.27.2024
Day: 83
Location: At C0019
-- Weather: Lightning


低気圧の通過に伴い、揚管作業を休止しました。今日は「毎週1回、30分だけ現れる幻の部屋」をご紹介します。日曜の「ちきゅう」ではお昼前頃になると、普段は施錠されている倉庫の扉が開きます。倉庫の扉に価格表が貼られると、倉庫がお店に変身し日用品やお菓子を買いに乗船者が集まります。ちなみに、とあるOSIは炭酸飲料を箱買いするそうです。

11.26.2024
Day: 82
Location: At C0019
-- Weather: Overcast



コアリング開始深度までの掘削が完了し、掘削用編成の揚管作業が始まりました。一方で、次のコアリング作業も準備中です。研究者たちの船内ツアーの写真が届いたので紹介します。
写真:左 > キャットウォークからドリルフロアへ
写真:真ん中 >大きなムーンプール
写真:右 > たくさんの階段を上り下り

11.25.2024
Day: 81
Location: At C0019
-- Weather: Cloudy



乗船者の寝る部屋がある居住区画は、同じような景色が連続するのでまるで迷路のようです。迷いやすいので方向音痴には鬼門です。特に乗船直後は船内で迷子が多発するため、JTRACK直前に廊下に案内を設置しました。「青色の標識をたどればラボへ、緑色の標識をたどれば食堂に着ける」しくみなので、初めて乗る人も安心です。

11.24.2024
Day: 80
Location: At C0019
-- Weather: Cloudy

今日でJTRAC航海が始まって80日目です。チャート層最下部とその下の玄武岩層からの コアサンプル採取を目指して再挑戦!今回は実績のある掘削ビットに切り替え、コアリング予定深度まで掘削します。さっそく掘削編成を海底面まで降下させ、新しい孔での掘削が始まりました。

11.23.2024
Day: 79
Location: At C0019
-- Weather: Cloudy

コアサンプルを取る際には、中央に穴があいたコアビットで孔を掘り、その穴のある中央部分に円柱状の岩石が入り、それをコアサンプルとして採取します。しかし、今回引き揚げたコアビットは見る影もないほど大きく内側にえぐれてしまっていました。チャート層は強敵でした。

11.22.2024
Day: 78
Location: At C0019
-- Weather: Cloudy

思うように進まないため、いったん孔の中の編成を引き揚げて船上でビットの状態を確認することになりました。チャート層下部でのコアリングはなかなか手強いようです。Window2の研究者たちは乗船直後がラボの一番忙しい時期だったので、分析がひと段落したこの隙にブリッジ(船橋)の見学ツアーをしました。
写真: ブリッジ見学をする研究者たち

11.21.2024
Day: 77
Location: At C0019
-- Weather: Cloudy

挑戦には困難がつきものです。チャート層のコアリングは簡単には進まず、掘削チームが知恵と経験を活かしながら対応しています。そんななか掘削チームが休憩スペースに行ったら、珍しいお客様が居ました。足環がついているので、レース鳩のようです。陸からヘリで70分かかる「ちきゅう」まで飛んできてくれたので、ゆっくりしてほしいです。

11.20.2024
Day: 76
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy


引き続き、コアリング開始深度に向けチャート層内を掘進中です。チャート層下部の非常に硬い層に入ったため、掘進スピードが遅くなっています。これまでちきゅうはチャート層上部までのコアリングは行なっていますが、チャート層下部やさらにその下の玄武岩層からのコア採取は、今回がはじめての挑戦となります。
写真: 左 > 夜のデリック
写真: 右 > ドリラーズハウス

11.19.2024
Day: 75
Location: At C0019
-- Weather: Cloudy


順調に掘進中で、コアリング開始深度(海底面下約900m)も目前になりました。研究者はコアサンプル処理とレポートの作成を進めています。
写真: 左 > 水中カメラに深海魚が🐟⁉️
写真: 右 > ドリルフロアを強風から守るため、風よけゲートを閉めている様子

11.18.2024
Day: 74
Location: At C0019
-- Weather: Cloudy


次のコアリングのため、掘進を開始しました。今回はチャート層のさらに下の玄武岩層(海洋プレート)への到達にチャレンジします‼️
写真: 左 > 休憩時間にヘリデッキで人文字を作る研究者たち
写真: 右 > ブリッジで掘削地点を確認するCo-Chiefたち

11.17.2024
Day: 73
Location: At C0019
-- Weather: Rain

ドリルパイプを降下していましたが、寒冷前線が通過するまでスタンバイとなりました。研究者は24時間の完全休息時間を終了し、コアの処理を再開しました。
写真: 情報発信担当者がオンラインイベントで中継をしているところ。研究者が説明をしています。

11.16.2024
Day: 72
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy



船上機器のメンテナンスを完了し、夜中にSD-RCB(小径回転式掘削)編成の降下を開始しました。研究者はコアの処理がひと段落したので分析作業は24時間の休憩。ずっと賑やかだったラボも今日は静かです。研究者達はその時間を使ってセッションを行ったようです。

11.15.2024
Day: 71
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy

表層コアリングが目標深度に達し、掘削編成の揚管も終了して、フェーズ3-4を完了しました。次のフェーズでは同じ陸側のサイトで、再び、海底下深部のプレート境界面下にあるチャート層下部から玄武岩にかけての硬岩層コアの採取に挑みます。
写真: ドリルパイプ揚菅後、コアラインを切断している様子

11.14.2024
Day: 70
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy


フェーズ3-4も順調で、陸側のサイトで海底表層のコアリングを進めています。写真は少し硬めの地層用掘削ツール。表層のコアサンプルは過去数万年にわたって、地震がいつ発生したのか、地球環境がどのように変動したのかなど様々な研究に活用されます。

11.13.2024
Day: 69
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy


JTCT-01Aサイトにてコアリングを継続中です。左の写真はインナーバレルを回収後、マウスホールに仮置きしている様子で、この後上部を切り離してインナーバレルを横倒し、中のコアライナーを出しますが、コアライナーの変形により切り離せなかったので右の写真のように一緒に横倒し、コアを回収しています。これは珍しい作業です。目標深度まであと少しです。

11.12.2024
Day: 68
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy


ここ数日の夕陽の中でつかの間の休憩時間を楽しむ研究者たちの様子が 船上から届きました。後半(Window 2)のメンバーは乗船後あまりお天気に恵まれなかったので、やっと見られた夕陽です!
写真: 右 > 写真を撮る人を撮る人を撮る人をさらに撮る様子

11.11.2024
Day: 67
Location: At C0019
-- Weather: Fine but cloudy


フェーズ3-3が完了し、JTCT-01Aサイトに移動しました。回収したコアリング編成の点検、ビットの交換を行い、再び掘削機材を降下中です。写真左はビットの状態を確認中の乗組員たち。写真右はDGRと呼ばれる、ドリルパイプのガイドとして使用される装置を準備する様子です。

11.10.2024
Day: 66
Location: At C0026
-- Weather: Cloudy


海底面近くの浅い地層でのコアリングを継続中です。写真左はインナーバレル(コアを入れる筒)回収の様子で、写真右はコアサンプルの熱伝導度を測るため、周りの温度変化の影響を防ぐ断熱材の箱に入れている様子です。ラボは大忙しのようです。

11.09.2024
Day: 65
Location: At C0026
-- Weather: Cloudy

数日前の話になりますが、チャート層に到達し、揚管作業を終えたとき、ちきゅうのコアカッティングエリア( コアサンプルを切断・処理する場所)から綺麗な虹 が見えました!よく見るとうっすらと副虹も見えています。まるで作業完了のお祝いをいただいているようです。

11.08.2024
Day: 64
Location: At C0026
-- Weather: Rain


現在のサイトでのコアリングが始まり、海底面近くの浅い地層から1本目のコアサンプル を回収しました。写真左は作業中のドリルフロアの様子で、写真右はインナーバレルを回収する機器です。引き続き本孔でのコアリングを実施します。

11.07.2024
Day: 63
Location: At C0026
-- Weather: Rain


揚管作業を終え、フェーズ3-2を完了しました。回収したビットは先端の歯がところどころ欠けており、到達したチャート層が非常に硬かったことを物語っています。次は少し移動し、太平洋プレート側のより浅い地層のコアサンプル 採取を目指します。

11.06.2024
Day: 62
Location: At C0026
-- Weather: Overcast

先月の北米プレートでの掘削に引き続き、今コアリング中の掘削孔のある太平洋プレートでもチャート層に到達しました!待ち焦がれていたチャートを含むコアサンプルがコアカッティングエリアに運ばれてきたとき、「やったー!!」と大声で叫ぶ研究者もいたそうです。

11.05.2024
Day: 61
Location: At C0026
-- Weather: Cloudy


現在の掘削孔でのコアリングが佳境をむかえ、ターゲットの地層が近づいてきました。岩層の変化が見えるコアサンプルが採れたことに、研究者たちもワクワクで大喜び!
一方、ドリルフロアでは、現在進行中のコアリングと並行して、次に使う予定の掘削機材の組み立て作業が始まっています。

11.04.2024
Day: 60
Location: At C0026
-- Weather: Fine but cloudy

今日はJTRACK 航海が始まって60日目です。コアリング作業は継続中で、この孔での予定掘削深度の半分を越えました。24時間稼働している「ちきゅう」では、ラボでも12時間交代で研究者が様々な分析を行っています。慎重にコアサンプル を持ち上げて裏から構造を確認する研究者も!

11.03.2024
Day: 59
Location: At C0026
-- Weather: Fine but cloudy


コアリングは継続中で、コアサンプル が次々と上がってきています。おおよそ3.5時間ごとにどんどん上がってくるコアサンプルに、ラボの研究者もフル稼働で対応しています。このペースだと、あっという間に予定掘削深度の半分まで到達するかもしれません。

11.02.2024
Day: 58
Location: At C0026
-- Weather: Cloudy


日付が変わって少し経過した深夜、船上に今のサイトで最初のコアサンプル が届きました。コアリング作業を行う掘削機器の操縦室であるドリラーズハウスは、掘削作業の心臓部です。この部屋にいる掘削のプロ達の慎重かつ効率的な操作のおかげで、その後も次々とコアサンプルが回収され、出だしは好調です。

11.01.2024
Day: 57
Location: At C0026
-- Weather: Cloudy

次のコアリングサイトに到着し、ドリルパイプの降下を始めました。昨日はデリックのパイプラックに大量に収納されていたパイプが、今日の降下開始以降どんどん減りました。この航海ではデリックの中には8,200m分のドリルパイプが準備されており、ほかにも予備として2,000m程度の組み上がっていないパイプが船上に備えられているそうです。
